持ち家(マンション)の売却から引き渡しまでの新たな提案。  続(8)

★この記事は前記事の続きです。 持ち家(マンション)の売却と住み替えのタイミング。仮住まいは絶対いや! 52歳で家を買う(8)

 

「お仕事が終わってからでも結構なので、お時間いただけますか?」2日後、ヘーベルTがやって来る。今度は提携する不動産会社(後に旭化成ホームズと代わる)の人と2人。新たな提案はこうなった。

  1. マンションを査定して買取価格を決める。
  2. 土地探し。
  3. 土地が見つかり次第、仮契約。新規住宅ローンの審査を行う。
  4. 審査合格の報告受け次第、土地の契約をする
  5. 土地代の残金を支払うためローンが実行される。
  6. マンションを売り出す。(引き渡し時期を条件に付ける)
  7. 家の設計を始める。
  8. 施工開始
  9. 4カ月後、竣工。引き渡し。
  10. マンションの引き渡しと、既存(マンション)のローンを完済。
  11. 翌月末、ローン返済開始。

土地が見つかってもマンションが売れないないことには、新規住宅ローンが組めない。そこで売れなかったときの保険に、不動産会社が買取保証を付ける。買取保証が付くことで、銀行は安心して融資出来るということだ。勿論、買取額はローン残高に足りない。しかし、今回の不動産会社の査定額が、これまでと全然違う金額だった。当然、買取価格も違う(約500万!!)。これなら、土地が見つかってもすぐに住宅ローンが実行される。

更に嬉しい提案は、土地の契約が済んでから、マンションを売り出すことである。土地が見つかる前にマンションが売れた場合、土地が見つかり家が建つまで待って欲しいとは言えない。土地の契約後なら、家の完成時期が分かるので、引き渡し時期の条件を付けても販売に影響はないことだ。

ただし、建物の工事が始まるまでの約3ヶ月以内に売却しないとならない売却ができない場合は前記した買取保証額でローンが実行されるのだ。(実際には好条件でマンションは売却できた。後日紹介)

土地が見つかるまで、ヘーベルハウスは動けない。「いいお土地が見つかるように応援します。また、こちらからもいい物件があればご連絡差し上げます。」ヘーベルTの言葉に励まされ、心置きなく土地探しをはじめた。そして、あっという間に半年が過ぎた。

無謀にも、高級住宅地で土地を探す。52歳で家を買う(9)

 

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

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