物件探し。若い営業マンに頼むべし。 52歳で家を買う(ローグワン?)

土地を探していた時のことである。ヘーベルハウスが「ローンはお任せください!」という太鼓判を押してくれたお陰で、じっくり探すことができた。それでも半年はかかった。最大の理由はお金。自己資金がほとんど無い私達は、全てローンで済ませたいと思っていた。それでも、契約金や登記など、300万は現金が必要だ。何とかなるギリギリだったが、格安の土地を奇跡的に見つけないと実現しない。

フリーランスの何が悪い!!

ネットに出ている安い物件に何度も足を運んだ。どこも一長一短、中々無い。今の町で探したかったので、このあたりで一番大きな不動産会社、〇屋工務店を尋ねた。担当者はバリバリこてこてのベテラン営業マン。アンケートを書いて、私達の希望を伝えた。

「中々ないですねー。今は。この辺りは昔からの高級住宅地やから、土地が大き過ぎますわ。大きさの割に安いのはありますけど。」小さい家を建てると言ったからか、相手にしてくれない。続けて「失礼ですけど、お勤め?」本当に失礼だ。フリーランスではダメなのか?出されたアイスコーヒーを一気飲みして、「また、来ます。ありがとうございました」と、外に出た。

ヘーベルハウスで家を建てると言いたかったが、言えなかった。まだ、確約ではなかったからだ。毎日ポストに入ってくる〇屋工務店のチラシ、悔しい気持ちが蒸し返す。古紙を集めた袋に入れようとすると、キッチンから声がした。

「そのチラシ持って来て、生ゴミ包むから。」




「大きさの割に安いのはありますけど」

しかし、〇屋工務店に行って良かったことがあった。「大きさの割に安いのはありますけど」この言葉が引っかかった。この辺りの古い高級住宅地はどれも高い。が、よく見ると坪数が大きいからだった。実際に歩いて見に行った。

「結構、更地あるやん。ここなんか広いし、いくらやろ?ネットに無かったなー。」奥さんは早速、立て看板の電話番号に問い合わせる。「帰ってからでええやん。」と私が言っても聞く耳を持たない。不動産会社の人(以後、住建D)が出た「今から、そこへ行きます。待っていただけますか?

若い営業マンに頼むのが正解?

10分ほどで住建Dが車でやって来た。簡単に自己紹介を済ませ、早速その物件を説明する。80坪だったので当然、圏外。しかし、意外に安い。「雛段がありますからねー。駐車場を作るのに結構かかるんですよ。その分安い?って感じですかねー。」気さくに話しているが、私がフリーランスと言えばどうだろう?「いいと思いますよ。収入があれば。ご予算はどれくらいでお考えですか?30歳前後の若い住建Dはやる気満々だ。「私も成績を上げたいので、、、よろしければ、今からでもご案内します。」

ヘーベルハウスの販売員(ヘーベルT)も30歳前後の若者。ひょっとして、若い営業マンに頼むのが正解なのか、と思った。

地元に根付いた不動産会社だからか、次から次へと案内してくれた。「ネットで探しても、ここなんか出てなかったですよー」見せてもらった物件は全てネットに上がってなかった。「そうなんですよ。今までのは全部ウチのお客様なんで、暫くして買い手が付かなかったら公開します。」そう言うことか。売り手と買い手の両方から仲介手数料を取ると2倍の儲け(両手商売という)になるので、自社の物件はしばらく隠しているのだ。(本当は違反?)

住建Dにお願いすることにした

「私も目を光らせておきます。」と住建D。

その後、何度も物件を見せてもらい。今の土地に出会った

その後はこちらのブログに続く。(スターウォーズのローグワンみたいだ)

 

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

↓よろしければ、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ