セコムはどうする?逆にいる?逆にいらん?

「セコムとかどうされますか?」ヘーベルハウス(ヘーベルT)が、"一応聞いとこか"という風に投げてきた。「どうしようかな?別に取られるもの無いしなー?」奥さんは「セコムって高いですか?」ヘーベルTは「月々、5〜6千円くらいからだったと思います。お庭が広いので、あってもいいかも知れません。」

「セコム=お金持ち」

人生で初めて、セコムをどうするかの問いに、気恥ずかしい思いがした。今までセキュリティに気を付けたことがない。(マンションなので付いている)偏見だが、「セコム=お金持ち」と思っている。玄関にセコムのシールを見かけると、「この家もお金持ちかー」と何気に思ってしまうのは、私だけではないはず?(私だけ?)もし、私がセコムを頼んだら「自分はお金持ちだ」と、ご近所さんにアピールしていると思われないだろうか。(自意識過剰)

ヘーベルTは「そんなこと無いですよ。最近はどこのお宅でも付けています。」どこも?本当だろうか?「まだ時間はたっぷりあるので、ごゆっくりお考え下さい。」まだ解体中の予定地に行って、ご近所をチェックすることにした。

セコム、どうする?

付いてる付いてる、ここもここも。どのお宅もセコムのシールが貼ってある。あまりにも気にし過ぎて、赤いシールばかり目立ってきた。「どうする?ウチだけ無いのは何やな?」私達の家の隣はまだ空き地。大きな土地を半分にして買ったから、まだどんな家が建つか分からない。半分と言っても63坪ある。私達はそこに20坪の小さな家を建てるが、もっと大きな家が建つのが普通だろう。きっとセコムだ。

元々のお隣さんや向いの家(3軒分はある大邸宅)は防犯カメラも付いている。「逆に、付けんでもいいんちゃう(付けなくても、いいのでは)?」奥さん的には、これだけ防犯意識が高い町だから安全だと言う。「逆に、付けたほうがいいんちゃう?」セコムをしていない私達の家からドロボーが入って、庭からお隣さんに忍び込む可能性があると思った。「逆に、付けても、付けへんでも、一緒ちゃう?」「逆に、付けよかー?

セコム、しとこか。

結局、お金はかかるが、付けることにした。自分の家はドロボーも取るものがないと諦め、その腹いせでお隣さんに入って大変なことになるかも知れない。そんな取り越し苦労を今からするのはどうかと思う。が、これも、後から住む人の礼儀に思えた。

 

★関連記事;庭に柵は要りません。植栽や外構は、街との調和を第一に。

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

↓よろしければ、クリックをお願いします。

このエントリーをはてなブックマークに追加

ブログランキング・にほんブログ村へ