土地購入は地盤に注意。「私達は地層まで把握しています。」

土地購入において、地盤がいかに大事かよく分かった。古家が付いている土地は、場合によって解体するまで地盤調査ができない。地盤が緩いと地中深くまで杭を打つ。この深さでコストが大きく変わってくるのだ。杭で済めばまだまし。斜面に建つ家は雛壇がある。この雛壇を土台ごと作り直す必要もあるのだ。そうなると数千万円規模の大工事。今回、私達が購入した土地も地盤調査の結果、杭を打つことになったが、幸い深刻な金額にならなかった。(過去記事参照)

曰く付きの格安物件

今から2年前、土地探しをしていたときのこと。ローンが通らなかった曰く付きの土地(過去記事参照)が近所にあった。40坪で800万(相場の半額以下)。早速、問い合わせ、建物と土地を合わせてローン審査をしてもらった。その時、不動産会社は地盤のことについて一切触れなかった。最近、当時の書類が見つかり契約書類をよく読んでみた。追記として、地盤調査のことが書かれている。簡単に言うと、建築前に地盤調査を行い、追加経費が出る可能性があると書かれていた。

このことを私達が土地購入を決めた不動産会社(住建D)に話してみた。「あの物件はダメですよ。買わなくて良かっです。」住建Dはしてやったりと言う感じで「私達も一度お客様をお連れしたことありました。ハウスメーカーさんが調査したら、土台から作り直さないと危険やと言われて、断念されました。2千万ですわー」危なかった。単純に格安物件はそうそうない。

土地購入は一種の賭け?

私達が購入した土地も格安だった。それは一種の賭けに近い買い物だったかも知れない。住建Dは付け加えた「私達の会社は大丈夫です。地域密着型なので、地層も含めて大体把握しています。」そう言えば初めて土地を見せてもらったときに、杭が必要かも知れないと話してくれた。その時の予想金額も大体合っている。さすが、地域密着型。住建Dの自慢は続いた「まっ、地層まで把握している会社は少ないですけど。」

 

★関連記事:フリーランス(自営業)に厳しいローンの仕組み。52歳で家を買う(3)

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

↓よろしければ、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ