申し訳ない、白いソファさん。新居に置く場所がない。

マンション住まいには似付かわしくないほどの大きなソファがある。前に住んでいた家で10年、このマンションで8年、18年になる。新婚当時からずっと使っているので愛着があるが、今度の新居には置く場所が無い。

「置くとこないし、仕方ないなぁ」奥さんは「ピアノの部屋にはソファが絶対いるから、買ってもいい?」家を新築するので、ソファくらい新調してもいいと思う。が、そんなお金はどこにある?「あなたの貯金箱があるやん。一年以上経つやろ。」胸が張り裂けそうな意見をスローカーブで投げてきた。「あれは、パソコンを買う予定やん。」「3台もあるやん。」確かに。仕事に使うパソコンはハイスペックなので、まだ数年は大丈夫。ここはソファに譲ることにした。(貯金箱については後日紹介)

ソファを新調する前に、この古いソファを何とかしなくてはならない。18年前にオーダーサイズで作ってもらったドイツ製。当時、二人掛けをオーダーしたが、3カ月後に届いたのが三人掛けだった。二人掛けでも日本製の三人掛けと同じくらい。幅が2m20cmもある。返品するにもドイツなので、どうすることも出来なかった。それに、料金は二人掛けのままでいい、という事だったのでそのまま使うことにした。

今のマンションではリビングに置くことが出来ず、私の仕事部屋で使っている。部屋のほとんどがソファ。そんな感じ。しかし、実際に使っていると大きなソファは快適。私が仕事をしている時でも、奥さんはソファに寝転んで本を読んだりするほど。処分するには愛着があり過ぎる。どこか引き取ってくれるところは無いか、ネットをスクロール。

結構あるが、口コミ評価が5つ星のところを見つけて依頼するこにした。まずは、写真を何点か撮る。写真でよく見ると随分くたびれてきていることが分かる。「こんな古いのでもいいのかなぁ」「いいんちゃう(いいのでは)?  何でもって書いてるし。」必要事項を記入して申し込んだ。あとは返事を待つだけ。(本当の評価はこれから。良かったらブログで紹介します。)

手放すと決めてからは、ソファの座り心地が変わった気がする。何処となく、お尻が落ち着かない。ソファに悟られたか?すまん。私達のわがままで、連れて行けなくて。それでも再利用の可能性を見つけたことで、少し気が楽になった。本当に申し訳ない、白いソファさん。

 

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