お風呂の蓋は要る?要らない?お風呂読書はやめます。

お湯が汚れると言う理由で、我が家のお風呂は奥さんから先に入る。何とも失礼な話しだが、汗っかきの上にジョギングもするので仕方がない。

奥さんが、お風呂にお湯を張り出したら、私はジョギングに出かける。約90分で帰宅すると、奥さんが上がって交代するタイミングだ。ジョギングをしない日もあるが、奥さんのお風呂はいつも1時間以上。湯船で本を読むのが好きだ。

お風呂の蓋は要る?要らない?

「やっぱ、お風呂の蓋はいるなぁ。」ドライヤーで髪を乾かしながら話すので、よく聞き取れない。「やっぱりー。お風呂の蓋いるなー!」何を今更。ヘーベルハウスで設備を決めるとき、お風呂の蓋は要らないと言ったのは奥さんだ。

理由は、カタログでお風呂の写真を見たとき、シャワーと鏡の壁面が写っていた。綺麗な写真で、どのお風呂もいい感じに見える。それが、実際に見ると反対側の壁にお風呂の蓋が、堂々と立てかけてある。浴槽のサイズで、半分半分になった大きな板。それを見てガッカリした。美しいヘーベルハウスの美しいお風呂にこれは無い。そんな風に感じたのだ。

お風呂読書のために蓋は必要

「お風呂は二人連続で入るから要らんな。」奥さんの言う通り、連続で私が後から入る。それに私はぬるいお湯がいい。一度は蓋が無くでもいいと言った奥さんは、お風呂で本を読むのに必要だと気づいた。今のマンションにはある。ロール式で、使わないときに丸めて立てかけるタイプ。あまり邪魔にならない。

何故要らないと言ったかは想像できる。あの時は、少しでも安くしたい気持ちが優先したからだろう。暫くして、ヘーベルハウスのご厚意で、少し料金が安くなるプランをいただいた。奥さんはこの時とばかりに、蓋を付けて欲しいとお願いした。

お風呂読書はやめます

「お風呂の蓋、どうする?」久しぶりに、この話題になった。「付けることにしたやん。」認知症の義母のことがあるので、少し気になる。「分かってる。ただそれは、本を読むためだけに、付けたくなっただけやから。」ホッとして、「やめる?」「やめよかな。」奥さんは、卒業生代表のような清らかな表情で「私は、お風呂で本を読むことをやめます。」と高らかに宣言したのだ。

理由を聞くと、お風呂で本を読むのは、場所が変わると集中出来るからだそう。そして、お風呂読書をやめると決めたのは、新居は2階建。1階と2階で場所が変わる。それに、子供のころは、家の階段で本を読むのが好きだったそうだ。これからはそれが、出来る。お風呂読書を禁じられていた子供時代の反動が、少しはあったかもしれない。

「それに、ガス代の節約にもなるし、今まで無駄使いしてたかも。」奥さんは反省している。「その代わり、僕はほとんど使わへんよ。浴槽のお湯で身体も頭も全部洗って、出る前に少しシャワーするだけやで。」超謙虚ぶりを披露したが、奥さんには伝わらない。「シャワーも水にしたら?」「、、、、、。」

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