家の中にゴミかごは置かない。ゴミを意識する。

家の中にゴミカゴは置かない。キッチンにも置いていない。部屋に置かないだけで、ゴミ箱は外に出している。子供がいない二人暮しなので、キッチン以外に、ゴミが出ることがあまりないからだ。出た時は、外(ベランダ)まで捨てに行く。キッチンで出るゴミは、食材を包装しているプラごみと、生ゴミ。プラゴミはスーパーのレジ袋に入れ、生ゴミはチラシ広告にくるんで捨てている。キッチンのすぐ横にもベランダがあるので、問題ない。

新婚当時(20年前)はキッチンだけでなく、自分の部屋にも置いていた。その頃は、当たり前と思っていたので、置いていた。「ゴミかごのゴミ、外のゴミ箱に捨てて来て!」奥さんは私に命令する。「まだ、入るからいいやん。」ゴミかごがいっぱいになるまで、ゴミを大事に保管していた。「あかん!ゴミかごのゴミを外のゴミ箱に捨てて、ゴミステーションに出して。」ゴミゴミとややこしい。

部屋からゴミかごが消えた

ある日、「部屋の中にゴミかごがあるから、あかんねん」奥さんは私の部屋にあるゴミかごを、ゴミステーションに持っていった。「これから、ゴミは外のゴミ箱に捨てて」その日以来、私の部屋からゴミかごは消えた。しかし、ゴミかごが無いからと言って、特に不便はなかった。

しばらくして、キッチンもゴミかごが無くなっていた。今までプラゴミ用と二個あったゴミかごが無くなって、スッキリしている。「台所のゴミかごも捨てたん?」奥さんは「いらんやろ。すぐ外に出したらいいやん。」それもそうだ。その日以来、家の中からゴミかごは消え、ゴミに対する考え方、というか、ゴミを意識するようになった。

ゴミは移動するだけ

ゴミはゴミかごに捨てても、家の中から消えない。外に出しても、ゴミステーションに出しても同じ。ただ移動しただけだ。ごみ収集車が来て処理場に運ばれても、移動しただけ。焼却しても12%(8分の1以下)は灰になり残る。最後は、固められて海に沈む(一部、資源化される)。捨て捨てとか、断捨離とか言っても、海へ行くことを忘れてはいけない。気晴らしと分かっていても、心の中でゴミに一声かけるようにしている。

 

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