近くて暗いスーパー。遠くて明るいスーパー。

ここに家を建てると決める前に、住環境を約3カ月かけて調査した。今は、実際に住んでいると想定して、色々試している。今のマンションからは遠いが、新しいジョギングコースは既に走っている。私的には一通りクリアしたが、奥さんは少し気になることがあるようだ。

近くて暗いスーパー

「近所のスーパー、どう思う?」男だからかスーパーに対して拘りはない。「別に。ええやん。安いし。」奥さんは「あそこのスーパーに入ると、気が滅入るねん。」中に入るまでは、近くにスーパーがあると喜んでいた奥さん。しかし、実際に買い物をして印象が変わったようだ。「歩いて8分はいいけど、暗いし、野菜も元気ないねん。」野菜の元気は関係ないと思うが、暗い印象がすべてをマイナスにしている。「それに、買いたい物が中々、探されへんねん。」

施工が始まったのに、外構費がまだ決定していない。その結果が出るまで不安な日々を送っている。気晴らしとチェックを兼ねて、その暗いスーパーに出かけることにした。

「なっ、暗いやろ。」確かに暗い。省エネかも知れないが、明らかにワット数が少ない。天井をみると、コーナーは真っ暗。外から見ると営業時間外と思うかも。それに、鮮度が売りのお肉や魚を照らす照明も、他の大手スーパーの半分くらい。これでは買う気が失せるのも納得。

「どこに野菜売ってるか、すぐ分からんやろ?」これも確かに分からない。スーパーで野菜コーナーを探すなんて初めての経験だ。「なんで、入ってすぐが洗剤とかトイレットペーパーなん。」奥さんの言う通りだ。

遠くて明るいスーパー

スーパーはもう一軒あるが、少々遠い。歩いて20分。坂も多いので、電動自転車が必要だ。そこは、高級食材も扱っている大手スーパー。普通に明るい。「やっぱり、ピーコックかな。遠いけど。」しかし、我が家は、その日の食材はその日に買う。冷蔵庫はほとんど空っぽ。毎日のことなので、奥さんに委ねることにした。「電動自転車が買えるようになったら、ピーコックにする。それまでは、暗(くら)スーパーで我慢する。」"暗スーパー"と名付けた奥さん。言わんとすることはよく分かる。何とか、外構費が安くなりますように。

 

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