家が『ホーム』になるまで。

友人の結婚式で、スピーチをするとこになった。友人といっても一回り以上歳が離れた38歳。やや遅い結婚だが、最近では珍しくない。彼は有名広告代理店のプロデューサー。仕事をよくいただいているクライアントでもある。

プロポーズの記念写真

昨年の10月、「今日の夜9時、時間作ること出来ますか?」彼から電話。棒ホテルのレストランで、写真を撮って欲しいと言うのだ。彼はそこでプロポーズをするらしい。指輪を渡すので、記念に写真を撮って欲しいという依頼だった。「そんなネタみたいなこと、大学時代の友達に頼んだら?」「ダメなんです、プロじゃないと。シャレと思われたくないので。ちゃんとギャラ払いますから。」ギャラが出るなら文句はない。スーツを着て現場に向かった。(ちなみに、私はカメラマンではない。)

ホテルに着いたころ「OKいただきました。宜しくお願いします。」ラインが来た。「今日という大切な日を写真に残したいと、ご依頼を受けて来ました。」と、婚約者の彼女に名刺を渡す。そして、夜景を背景に数枚写真を撮り、その場を後にした。

一足お先に新築です

プロポーズから一年近く経ち、結婚式の招待状が届いた。招待状には私が撮った写真が印刷され、添えてあった手紙にスピーチの依頼と3人で会いたいと書かれている。数日後、昨年プロポーズしたレストランで会うことになった。

「先日、家が完成しました。一足お先に新築です。」彼らは家が建つの待って、結婚式の日取りを決めたそうだ。「すごいな。さすがエリートやん。でも、何で僕なん?」「上司や同僚だと、色々派閥があってややこしいんです。それで、」なるほど納得。「いつもの感じでお願いします。」快く受け入れた。

家が"ホーム"になるまで

そして、今日は結婚式。紅葉が眩しい京都で和婚。スピーチではプロポーズの日のことや新築したこと、仕事での出来事を軽く話し、練習してきた取って置きのエピソードで締めることにした。

「婚約して約一年。結婚式をあげるまで入籍しない。家が建つまで結婚式をあげない。新婚旅行は明日から行く。そんな、男らしい男です。また、新築した家のことを話していたときのことです。彼曰く、『家は目標ではなく、スタートです。家が本当の ”ホーム” になるのは、これからです。』私はこの言葉に感動しました。(以下省略)」スピーチを終え、今の自分と照らし合わせた。

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