杭打ち作業が終わり、次の基礎工事まで約3週間も間が開いた。当然の如く、じれったい。「この時期、工事が混み合いまして。」とヘーベルハウス(ヘーベルT)は悪気なく話した。完成予定は変わらないので良しとするが"この間"は私達にとって、取り越し苦労と妄想を膨らませるには、十分過ぎるほどの時間になった。
階段の壁紙、どう思う?
「アクセントカラーにした壁紙やけど、どう思う。」奥さんはおもむろに質問してきた。「何処のこと?」「階段の壁紙。二階から見るといいけど、一階から見たらどうかなぁ?」図面は平面、しかも白黒。手元にはそれしかない。せめて、カラーの立体図があれば想像できるのだが。「あの時はいいと思って決めたけど。どやろ。」二人とも自信が無くなった。ヘーベルハウスのインテリアコーディネーター(コーデT)の勧めで"遊び心"として、壁紙の一部を薄いグレーにしたところがある。施工が始まった今、このアクセントカラーが気になり出した。(遊び心については前記事参照)
奥さんは早速コーデTにメールした。「迷いが出るのも当然です。キャンセルして、同じ白にされても素敵です。もし、お時間があれば、こちらでご説明させていただきます。」丁寧なメールが届いた。
"遊び心"は危険
しかし、迷いと妄想は"遊び心"を受け入れにくくした。「全部同じ白にせーへん?」「せやな。白にしよ。けど、今から変更したらお金がかかるんとちゃう?」資材発注後の変更は1点に付き1万円とあった。節約奥さん的にどうだ?「しゃーない。一生の買い物や。白にしよう。"遊び心"は危険や!」コーデTの提案は素敵だが、50代夫婦のシンプルな家。遊び心は控えようと思う。
★関連記事:ヘーベルハウスの"遊び心"インテリアを決める。その5。
★関連記事:施工前の小さな迷い。「これでいい」ではなく「これがいい」で決める。
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