基礎工事が始まった。新築ブルーはいつ消える?

午後3時、差し入れを持って現場に向かう。今日から基礎工事が始まっているはず。昨日は人数確認のため下見したが、今日はしない。甘さ控えめコーヒーを湯煎して、ドクターバックに詰め込んだ。キットカットはお得用ミニを袋ごと持ってきた。缶コーヒーは5人分。杭打ち作業の時は4人だったので多分、大丈夫だろう。

「キットカット、多過ぎかもな。」前回のように、人数分を数えてもよかったが、奥さんのダメ出しがでた。「やっぱり、子ども会のお土産みたいやし、袋ごとにしよう。余ったら持って帰りはると思う。」それもそうだ。相手は大人だ。

現場には警備員さんも含めて4人。しばらく、少し離れて作業を見ていた。「ありがとうごさいます。寒い中、ご苦労様です。気をつけて作業をして下さい。近くに住んでいるので、時々お邪魔するかも知れませんが、宜しくお願いします、、、」持ってきた差し入れを渡して、すぐ帰ることにした。

感動は計り知れない

「チラッと見たけど、杭が見えたな。」奥さんは嬉しいそう。「(杭の)頭や。いや、ブルーシートの下かも?」本当はもっと見たかったけど、我慢した。遠目に作業姿を見た時、感動で胸が熱くなった。杭打ちの時は重機が凄すぎて、驚きの方が勝っていたが、今回は少し趣きが違う。

ショベルカーを操る人が笑っている。いかにも運転が楽しいという感じ。そして、ツルハシやショベルを手に人が作業をしている。仕事とは言え、私達の家を作るため汗を流しているではないか!この感動は計り知れない。二人は暗黙の了解で、邪魔してはいけないと思い、すぐに帰る決意をしたのだ。

家を建てた人しか味わえない

写真は一枚撮ったが、急いで出たのでアングルが微妙。それでも杭の頭(多分?)は見て取れる。「1枚しかないの?」「急いでたし、すまん。」帰って二人で話していた。「感動したなぁ。こんなローンもギリギリ通った僕らのために、人が汗をかくなんて、」「ほんまや。私らも頑張らな。」

家を建てた人しか味わえない感動だと思う。多くの人が汗を流し、力を合わせて私達の家を完成させる。以前と何も変わらない自分が、大きくなったように錯覚する。「錯覚とちゃう。大きくなったよ。きっと、これに見合う人やから(家が)買えたと思うで。」(手前味噌、失礼します。)

奥さんは、時々私を勇気づけてくれる。たぶん、私か新築ブルーになっていることを感じているのだろう。「毎日、ブログ書いてるやん。書く前と今とはちょっと違うで。エネルギッシュやん」

新築ブルーは消えない

ブログを書くようになったきっかけは、新築ブルーだった。ヘーベルハウス(ヘーベルT)と出会ってから少しずつ書いていたメモ。ローンが通った報告を受けた夏、ブログにしようと決意した。本当に家が建つのか?ちゃんと支払っていけるのか?ブログを書くことで、自分確認をしている。新築ブルーは消えなくても、毎日が楽しい。友人の言葉だが、『家がホームになる』時、知らぬ間に消えているのかも知れない。

*超個人的ブログ、ご容赦下さい。

 

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