歳をとっても『手に負える家』と 窓からの景色

基礎工事3日目。工事の邪魔をしたくなかったので、朝早くに見てきた。まだ、土のプールだ。そして、丸いのは一体何?見ただけでは分からない。しかし、ここに私達の家が建つ。そう思うと、土のプールも愛おしい。

歳をとっても『手に負える家』

どんな間取りで、どんなインテリアで、どんなキッチンで、とか紹介するほどでもない、小さな家。しかも、設備やインテリアはヘーベルハウスの最低ライン。外見(中も)には何の拘りもない。

歳をとっても"自分達の手に負える家"それが、拘りと言えば拘りかも。『死ぬまで家の補修をしなくていい。』友人の言葉を鵜呑みに、ヘーベルハウスの展示場へ足を運んだことを思い出していた。まだ、杭打ち作業と基礎工事しか見ていないが、友人の言葉に真実味が増してきた。

ニッチに何、置くん?

「飾り気のない小さな家でも、ガッシリしてるもんな。」奥さんは自分に言い聞かせるように話しだした。「なんか色々本見てたら、シンプル過ぎて、いいんかなー?って、」遊び心を廃した今、シンプルの極限に達したプラン。出来て見るまで分からない。

奥さんには信念がある。が、時々ぐらつく。「壁にニッチ付けてる家、結構可愛いで。付けても良かったかなぁ?」「何、置くん?」「小物とか、お花とか、かな?」「本気?」「ちょっとだけ。」

ニッチに付いては、インテリアを決めるとき少し悩んだ、コーディネーター(コーデT)も勧めていた。「これは、ちょっとした「お楽しみ」です。使い方は自由です。でも、無くても不便はごさいません。」結局、無くていいものは要らないと、奥さんは判断したのだ。

イチゴがない高級ショートケーキ?

望んでいるとは言え、予算の都合でシンプルで小さな家になった。奥さんの気持ちを考えると、少し不憫に思えた。「でも、いいわ。お庭は広いし、窓も大きいから。小鳥とか来たらいいなー。それに、ヘーベルやし。」奥さんは私の気持ちを察してか、言葉を言い換えた。「イチゴがない高級ショートケーキと思ったら、」イチゴが無い高級ショートケーキってないと思うが、正しい表現だ。

お庭作りが私の使命?

窓からの景色。お金では買えない素敵な空間を作る。お庭作りが私の楽しみであり、使命だと思った。家より、お庭。お隣さんやご近所さんも癒される、そんな庭にすると決意を固めた。

 

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