バスマットはいらない。『手に負える家』の条件

家の中にマットと名が付くものは無い。キッチンマット、トイレマット、玄関マット。ここまでは同じ家もあると思うが、我が家はバスマットも無いのだ。結婚当初、それまで一人暮らしをしていた奥さんの生活習慣に驚いた。「無くてもいいやん。それにあったら不細工やし、」無くてもいいと言い切る奥さんの方法とは。

顔専用タオル?

女性なら当たり前(よく分からないが)かも知れないが、顔を拭く専用のタオル。これがあることで、バスマットはいらないという。洗面所には、普通のタオルがかけてある。私は当たり前のように、顔や手を拭くのに使っているが、奥さんは手しか拭かない。顔は「フワフワのこれしかあかんねん。私専用タオルやから、使わんとってやー。」

床は毎日、拭き掃除

奥さんはお風呂に入る前、洗面所のタオルを足拭き用(バスマット)として、床に置いて入る。そして、浴室で体を半分ほど拭いてから外に出る。洗面所のタオルはバスマットと化す。初めて見たときは不思議に思ったが、奥さんの言葉に納得した。「床は毎日、拭き掃除してるし、足の裏もちゃんと洗ってるから綺麗やん。」

続けて、「バスマットかて、濡れたら洗わなあかんやろ。それに、他の洗濯物と一緒に洗いたくないねん。」以来(始めから)ずっとバスマットはない。

バスマットが無くても不便はない。むしろ、洗面所が広く感じる。トイレもキッチンも玄関も同じ。毎日拭き掃除をしているなら必要ないと思う。

『手に負える家』の条件

奥さんのお掃除パターンは、朝5時に起き30分以内で掃除機をかけ、拭き掃除(モップ)をする。そして、1日おきに、一カ所(寝室とか)だけ念入りに(30分に拘る)掃除をする。(お昼間)

掃除機と拭き掃除は奥さんが一人でしたいと言っているが、(理由は過去記事参照)いつか手伝う日が来ると思う。『手に負える家』の条件は、お掃除が負担なく行えること。これから歳をとる私達には、小さな家がちょうどいい。

 

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