基礎工事5日目。差し入れを無駄にしない。

基礎工事5日目。「型枠検査を行い、問題なく合格しました。明日からは予定通りコンクリートを流し込む打設作業に入ります。」昨夜、工事責任者(ヘーベル監督)から電話があった。これは、何としても見学したい。しかし、今日は仕事で外に出る。

朝9時。仕事前に立ち寄った。杭打ち作業と同じくらい大きな重機が来ている。昨日の朝は骨組みだけだったが、コンクリートを流す型枠が出来ていた。まるでデススターのどこかのようだ。

幸い仕事は早く終わった。電車の中で奥さんにメール「今日は5人です。差し入れの準備をお願いします。3時半、現地集合。」しかし、職人さん達の姿は無かった。区切りがいいところで、今日の仕事を終えたのだろう。

「(差し入れは)お茶だけにした。」奥さんは湯煎したペットボトルのお茶をトートバッグから出した。二人でお茶を飲みながら、土地を眺め「あそこがピアノやな。ここが玄関?」と、イメージを膨らませる。

養生がしてあるので、中がどうなっているか分からない。それでも「コンクリートの匂いがする。」と、あえて声にした。「せーへんで。」奥さんは感じない。

帰ろうとすると、お向かいのお婆さんがデイから帰って来た。お婆さんは、ヘルパーさん達と挨拶を交わし、ゆっくり降りてきた。奥さんは、ワゴン車に近づいていった。

「良かったら、持って帰って下さい。」と差し入れに用意してきたお茶を、ヘルパーさん達(2人)とお婆さんに渡し、笑顔で戻ってきた。「良かった。お茶が無駄にならんで。」

 

家を買うときの見えないお金2。不動産取得税

 

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