夜は寒いので、10時までには寝るようにしている。昨夜もブログを予約投稿して布団に入った。
布団が温まり、もう出たくないと思った時、インターフォンが鳴った。マンションの管理人さんだった。急用ができ、明日の管理業務をお休みしたいと伝えに来たのだった。実は私、マンションの理事長を4年間している。本来なら毎年交代するのだが、何故かそうなった。
「落ち着かれるまでゆっくり休んで下さい。掃除は私がしますから。」と答えた。管理人さんは近くに住んでいて、いつも勤務時間より1時間早く来て、念入りにお掃除をしてくれている。70才とは思えないほど、パワフルな人。
マンションのお掃除
今日からしばらく、マンションの掃除をすると奥さんに話した「いいなー!私もやりたい!」と、一緒にすることになった。管理人室に掃除機とモップを取りに行く。「僕は1階のエントランスから上に上がって行くわ。」「私は上からやな。よっしゃ!」マンションは8階建の40世帯。気軽に受けたが、二人でも2時間近くかかった。管理人さんの苦労は計り知れない。
掃除が終わり部屋に戻ると管理会社から電話「今日の午後から、臨時職員を派遣しました。1週間、お休みをいただきますが、ご了承下さい。ご迷惑をおかけして申し訳ございません。」
結局、マンションのお掃除は今日一日だけだった。「でも、良かったな。お掃除出来て。もうすぐお別れやもんな。」奥さんは満足そう。「せやな。マンションにお礼が出来たな。」
涙のニベア
このマンションに引っ越してきて8年。最初で最後のお掃除をすることができた。奥さんはニベアを塗りながら「OKサインやな。次に行ってもいいって。」そして、自分の手に余ったニベアを、私の手に塗ってくれた。(泣く)
★関連記事:迷いを後押しする、小さな出来事。
★関連記事:19年目のヘレボラス・オリエンタリス。「投げかけ」は、時間をかけて帰って来る。
★関連記事:運気を上げるための掃除。邪念入り。インテリアを決める。その4
★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。
↓よろしければ、クリックをお願いします。