住環境を守る管理人さん。

あと3カ月で引っ越し、9年間住んだこのマンションともお別れだ。実はまだ、マンションの管理会社に何も伝えていなかった。年も明けたので、管理担当者(管理A)に電話をかけることにした。

管理Aさんに売却の経緯や引渡し時期のこと、新しい持主さんのことを伝えた。「失礼とは思いますが、おいくらで売却されたか、もし差支えなければ教えていただけますか?」管理会社としては、マンションの評価が気になるところ。

住環境を守る管理会社と管理人さん

このマンションはもうすぐ築9年になるが、販売実績がなかった。私達が最初になるため、今後(このマンション)の評価に大きく影響するようだ。管理Aさんに詳細を伝えると、「ありがとうございます!凄いですね!」と想像以上に喜んでくれた。相場のことはよく分からないが、高値で売れたことは知っている。それにしても過剰な反応に驚いた。

「お住まいの方々の資産を守るのも私の仕事なので、本当に嬉しいです。」熱い管理Aさん。理事会でもいつも感心していた。このマンションが高値で売却出来たのは、私達の部屋が綺麗なだけでなく、エントランスを含め、住環境を守る管理会社と管理人さんの力が大きい。

マンションを売出したときのこと

いくつもの不動産会社が関わった。はじめはどの不動産会社も安い見積り。前記したように販売実績がなかったため、近くにある築年数が近いマンションと比較して割り出した価格だった。結局、旭化成ホームズが査定をして売り出し、住友不動産が仲介してくれた。売り出して1週間で売買契約に至った。

旭化成ホームズの査定は、近隣のマンションと比較するのではなく、正当に評価した価格だった。そのときも「初めて売り出すマンションなので、今後の実績のためにも、安くしない方がいいです。」と言っていたことを思い出す。実際に買主さんを紹介してくれた住友不動産も同じことを話していた。「最初ですから、商品としての純粋な評価が大事です。」

『黙々と、淡々と』

午後、管理人さんにご挨拶。色々と話したあと管理人さんは「寂しくなります。でもお近くなら、、、」。管理人さんのお掃除には、いつも感心していた。出勤時間の1時間前から掃除を始め、雑巾掛けまで毎日。とても70歳とは思えないパワフルさ、趣味でマラソンをしている。『黙々と、淡々と』と、いう言葉がピッタリの人だ。

マンションの植え込み「ドウダンツツジ」管理人さんのも見事な手入れに毎年感動していた。2017年11月撮影

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