クリスマスローズの花芽。「もうすぐ地植えにするからな」

ベランダで育てている植物が、一足早く春を告げている。もうすぐ地植えになることを察知しているかのようだ。

夕暮れのジャスミン

ジャスミンとクリスマスローズ(いつもはヘレボラスと呼んでいる)に花芽が付いた。どちらも9年前まで地植えしていた植物。ジャスミンはベランダに来てから開花時期が遅くなり、年々花が減っていた。この時期に花芽が付いたのは何年ぶりだろう?そして、クリスマスローズは昨年、突然満開になった。

『よくぞ、テラコッタ生活に耐えてくれた。もうすぐ、地植えするかな!』心の中で話しかけ、写真を撮る。「クロッカスのおかげかもな。」奥さんがベランダに出てきた。「クロッカスが先頭さんになって、合図したんかも。」

クリスマスローズの花芽

マンション暮らしもあと少し

9年前、庭付きテラスハウスから、このマンションに引っ越してきた。そして、あと2カ月で庭付き戸建てに引っ越す。9年間の短いマンション暮らしもあと少し。

私たちは快適な生活を優先して、マンション暮らしを望んだ。しかし、植物にとってはいい迷惑。"早く、土に帰りたい!"という声が、数年前から聞こえて来た(気がする)。

シンプルな生活を送りたい

奥さんは「本当に聞こえたよ。だから、それに従ってん。」今ならまだ間に合う。奥さんはそう思って、5年前から戸建てを意識していたのだ。お水やりをしながら、"いつか地植えにするからな"と植物に話しかけていた。

土から離れた生活は植物だけでなく、私たちにも少なからず影響があったと思う。

これからは植物と暮らし、植物の声が聞こえるよう、シンプルな生活を送りたい。

 

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