今日は待ちに待った、木工事の確認。一週間、中を見るのを我慢していた。
約束の午後2時、ヘーベルハウスの監督(ヘーベル監督)と施工管理の監督(監督さん)は現場の前で待っていた。「奥さんは急用が出来て、私一人で来ました。宜しくお願いします。」一人で来たことを勘ぐられても何なので、必要以上に元気な挨拶をした。
「今日はお部屋のサイズ、電気の位置や、補強の場所などの最終確認をお願いします。」ヘーベル監督はメジャーを取り出し、各部屋のサイズを示しながら説明してくれた。
黄色い補強板
ヘーベル監督は「この黄色いく塗った板が、補強したところになります。」そして、後ろにいた監督さんは「ここと、ここを足してます。」と先日、追加で頼んだ場所を指差した。
補強板は木枠の中に、要所要所ぴったりはまっている。しかし、全部補強しても良さようだが?「補強板は工場で、必要な数だけ切って運んで来ています。」と、丁寧なヘーベル監督。「節約ちゃいますか。」と、監督さん。絶妙なコントラスト。
床に使っている合板と、補強板は一見同じように見える。「補強板のほうが、クギの引き抜き強度が高いので、間違えて床に使わないよう、黄色く塗っています。」さすがヘーベル監督。
「図面通りです。」
図面の寸法をイメージしても、実際に見ると狭く感じた。「この書斎ですが、ここの幅、本当に260cmありますか?」ヘーベル監督はさっと床にメジャーを置いて指差した。「巾木の分を差し引いて、ちょうど260cmです。」
「ここはどうですか?」と気になる所を片っ端から測ってもらった。「図面通りです。」ヘーベル監督は自信たっぷりに応えてくれた。
小さい家なので、あっという間に確認は終わった。「それにしても、明るい家ですねー。一階も二階も端まで陽が届いて、、」監督さんは窓際から部屋をグルグル見渡した。
小さいヘーベルは、もうすぐ完成。何故か、ソワソワする。
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