思わぬお金は思わぬお金に使う。ご褒美は、えー仕事してからや!

ヘーベルハウス(ヘーベルT)が、朝からやって来た。「お引き渡しと、その後のお金の流れについて、ご説明いたします。」

残金についてや、色んな税金、司法書士さんに支払うお金、マンションの引き渡しについてなど、書類を見せながら丁寧に説明してくれた。

ひと通り説明が終わると、ヘーベルTは出した書類をサッと片付け、改めて話し始めた。「1つ、変更点がございます。」嫌な予感。いい話はいつも最初にするヘーベルT。最後にする話しは、あまり良くない。

柵もヘーベル仕様?

「お隣様との柵についてですが、」また、何かあった?「当初、こちらで作る予定でしたが、お隣様の施工業者にお任せしようと思います。」どういうこと?

お隣さんの施工業者が、柵を見積もりしたところ、随分安くなることが分かった。費用を折半することに変わりないので、負担額が少なくなる。ありがたい。

フェンスそのものは、同じものなので、デザイン的には変わりません。ただ、ヘーベルハウスの基準で作るブロックとは違います。」ヘーベルハウスは柵まで、ヘーベル仕様。一般の業者とはレベルが違う。ヘーベルTはそう語った。「それでも、建築基準に則って作られるので、安い方にされても良いかと思います。」

安くなるなら大賛成

ただ、条件があった。それは、お隣さんの工事は最近始まったばかり。完成は6月末になるので、それまで柵がない事だった。どうせ、工事期間中は工事用の間仕切りがあるので、気にしない。それより、安くなるなら大賛成。これで、進めてもらうことにした。

「では、一旦、お引き渡しが終わりましたら、お見積りにあった、柵の費用をお返しいたします。勿論、お隣様にお支払いいただく費用は差し引いていますので、ご安心下さい。」

ご褒美は、えー仕事してからや!

お金が返ってくる(過去記事参照)。ある程度は、予測していたが、こんなにあるとは思わなかった。「これで、ソファが買えるな〜!?」と、"しめしめ"っという感じで、奥さんの顔を見た。

しかし、「あかんで!買えへんで!」と一喝。「ソファは、ええ仕事してからや!そのご褒美で買うねん。これは、ご褒美とちゃう!」と、鼻息が荒い。ヘーベルTは、静観している。

思わぬお金は、思わぬお金に使う!なんか知らんけど、また税金とか来るかも知れんやろ。」と説得力のある言葉。「とりあえず、プールや!」

ヘーベルTは「お二人様のお話しは、いつも勉強になります。。。。」

どこが?

 

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