面倒だという理由だけで、モノは買えない。

「モッコウバラのお水やり、今日も行く?」私たちより先に、工事中の新居に引っ越したモッコウバラ(前記事参照)。「行くで。でも、ジョーロ持っていくのん面倒やなぁ、安いのん買っていい? 現場に置きっ放しにできるし、」奥さんが行くわけではないので、無下に断れない。「えぇよぉ〜」と、いやいや賛成。

ジョウロはどこに置く?

ジョーロは将来的にみても、1個で十分。2個にするなら、それなりの用途を考える必要がある(大げさ)。「小さいのにしようかな?それやったら、お部屋用にいいやろ?」と部屋で育てているゴムの木や、観葉植物のために小さいジョウロを提案した。今までお部屋用には、キッチンにあった計量カップを流用。液肥を与えるときだけ、ジョーロを使っていた。

奥さんは「どこに置いとくん?ベランダやったらあかんで。物置とちゃうから」と、難問を投げてきた。ベランダとは、今のマンションのことではなく、新居のベランダ。非常に狭いキャンディベランダのこと(過去記事参照)。ここで、『どっかあるやろ。』と、投げやりな答えは禁物。しばらく考えたが、結局ノーアイディア。

「ジョーロ持って行くわ。」

ジョーロを持って、モッコウバラのところに向かうことにした。奥さんは「置くとこが無いものは、その家に必要無いねん。」と、ヨーダとなった。

いくら小さい家でも、"置くだけなら"ジョーロくらいどこでも置ける。ただ、そこにあって美しいか?ということ。

面倒だという理由だけで、モノは買えない。

「ノースポール買ってきて」

出かけに奥さんが「ノースポール買ってきて。4つ。帰り道にお花屋さんあったやろ?」と、500円玉を手渡した。

ジョーロ持って、お花屋さんに行くん?恥ずかしいなー」

ガーデニング魂やろ、いいやん」と意味不明。

ノースポール

 

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