今こそ、平常心。浮かれ気分に喝を入れられる。

小さなヘーベルハウスは間も無く完成する。毎日、ワクワクそわそわ浮かれムード。そんな折、喝を入れられるような電話が入った。

5ヶ月ほど前に予約していたピアノ専門の運送業者(ピアノ運送)からだった。「お見積りの件でお電話しました。」見積りは済んでいるはず?「一度、家の中を見せて欲しいのと、入り口の階段も確認させて下さい。それから正式なお見積りをします。

再見積もりで高くなる

図面は最初から送っている。階段のことも了解した上で、見積りをしていたはず。「図面と同じです。変更はないので、再見積もりとはどういうことですか?」ピアノ運送は引かない。「実際に見てからでないと、正式には、、」の一点張り。「再見積もりで高くなるのですか?」

ピアノ運送は、5ヶ月前に出した見積もりが  ” 安すぎた ” と言うのだ。何を今更、あと3週間で引っ越し。繁忙期に他の業者を探すのも難しい。どうすればいい?「おたくの会社で、過去2回頼んだことがあるのをご存知ですか?」と、だめ押ししたが無駄だった。

神様からのお試し

間に入ってくれていたピアノ調律師さんに問い合わせた。「申し訳ございませんでした。前の社長さんが亡くなられて、代替わりしたみたいです。事情を知らないで失礼しました。」

結局、最初の見積りと同じ金額で話が付いた。それにしても、人の弱みに付け込んでくるとは。

「メッセージなや。」ヨーダになった奥さんは続けて「と言うより、警告やな。」それについては、同感。浮かれ気分の私たちに、” 平常心を保つよう ”  神様からのお試しかも知れない。

「社長さんは会社におるだけやけど、実際に運んでくれるのは前からの職人さんや。その人たちに罪は無い。当日は、感謝を忘れたらあかん。」

家を建てると決まってから、こういったお試しは何度もあった。

今こそ、平常心。

そんな今日だった。

 

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