外構デザインの変更。「あんまりキッチリせんほーが、いいです。」

外構工事は、やってみないと分からないことがあるようだ。雛壇の土を削り、階段を作るのだが、設計通りのデザインにならないこともある。

ヘーベルハウスの外構設計(ガーデンS)からの電話。「元々、埋まっていた雑排水管が思ったより、高い位置にありまして、、少し土を戻す必要が出てきました。」電話ではイメージ出来ない。階段はそのままだが、削った雛壇(切り口)のデザインが変わるらしい。電話で話しただけでは分からない。しかし、それしか方法がないようだ。「了解です。いい感じになるなら、お願いします。」

よくよく考えると、図面で見たデザインはパソコンで書いた概略図。雛壇の巨大な石が直線で切られている。どの道、出来るまで分からないというのは変わっていない。

この階段にスロープが付く予定。だが、どんな風になるか出来るまで分からない。

外構の職人(以後、ガーデンプロ)さんは、自然な風合いを残して雛壇の石を撤去した(過去記事参照)。ガーデンSのデザインを実際に施工する凄腕の職人さんだ。

ガーデンプロは、寺内貫太郎(古い)を細くした感じの如何にも職人。「もう少し、緩い斜面にする予定でしが、これが(排水管)があって、、」と排水管を指した。「階段の幅を20cm広げたからです。」

外構工事が始まる直前になって、階段にスロープを追加した。それが原因で、階段の位置がずれたからだった。(過去記事参照)

和のテイスト?

階段の両脇は緩い斜面になる予定だったが、片方の勾配が少しきつくなるということだ。「その方が出来としては良いと思います。日本人には合っています。」

日本人に合ってる?魅力的な答えただが、意図は?「外国(おそらく欧米)の人は、左右対称が好きですが、日本人は少しズラす、、、これが落ち着くんです。」段々と言葉が砕け、いい感じになってきた。「元のデザインは洋風ですが、少し、和のテイストが入るかもです。(?)まー、あまりキッチリせーへんほーが(キッチリしない方が)いいです。」話しが大きくなりそうなので、この辺りで切り上げた。

でも、

ガーデンプロの言わんとすることは分かる。

家作りの最後に、言われた言葉にグッときた。

「あんまりキッチリせんほーが、いいです。」

 

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