外構工事は階段の下地まで出来た。コンクリートを流し込む型枠は緩いカーブを描き、これだけ見ても手が込んでると関心。
初めて図面を見た時、ファンタジーなデザインに感動した。階段のカーブはそのままS字のアプローチに繋がり、玄関に続く。土地面積に対して、家がめちゃめちゃ小さいから実現した外構デザインなのだ。
型枠の両サイドを見ると、左右対称ではないことに気づく。「これが、スロープか」と心の中でつぶやき、義母のことを思い出した。
涙のスロープ
階段に小さいながらスロープを付ける。そのことを知ったのはつい最近。(外構デザイン)打合せの最終段階で、スロープを付けたいと奥さんは外構設計(ガーデンS)にお願いした。「何とか、考えてみます。デザインと、お見積ができましたらお知らせします。」奥さんは「費用が高くつくなら、無しでいいです。」と、その後どうなったのか、私だけ知らなかった。(理由は過去記事参照)
義母が亡くなった日に決まったスロープ。(過去記事参照)これがなかったら、電動自転車の上り下りはキツいだろうと想像出来る。そして、奥さんがこのスロープを使う時、お母さんの事を思い出すに違いない。そう考えると、涙が溢れそうになる。
しかし、気になること思い出した。
あと4日で引き渡し。 ” 間に合うのか? ”
階段は、型枠はあっても段がない。
コンクリートは乾くのか?
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