家は小さくても、心は広く大きく。お庭の芝生化計画。

ようやく、庭に手を入れる時間ができた。裏と玄関側と二ヶ所ある庭。どちらも約20坪以上ある。格安で買った広い土地(過去記事参照)に、小さい家を建てたのでこうなった(過去記事参照)。玄関側にカーポートを作ったら "広いお庭"で済んだかも知れないが、車を持っていないので全てがお庭。広いだけでは済まなくなった。

低予算で家を建てたので、庭作り的な外構にお金が回らない。必要最小限の階段とアプローチだけに留めた。ヤマボウシやシマトネリコの植樹は贅沢だったが、運ぶことが出来ないのでそれもお任せした。

お庭作りは自分で何とかする

小石と雑草が占拠する庭を目の前に、そう決めざるを得なかった。幸いにもお隣さんは新築工事中。このドサクサに紛れて一人外構工事、お庭の芝生化計画が始まった。

 裏庭の小石とお隣さんは新築工事中

先ず、雑草を取り除く作業から始めた。午前中約2時間で腰が痛くなり、やめた。これ以上続けると午後の仕事に影響が出る(出た)。小石は少しだけ集めたが今日はここまで。それでも無我夢中だったのだ、半分以上の雑草を除去していた。

キットカットと微糖コーヒー

作業を終え、家の中に入ろうとすると工事中のお隣から、職人さんの声がした。「おはようございます!」最近は中で作業をしているので、中々顔を合わすことがなかった。「おはようございます!何人ですか?」

自分達の工事中、よく現場に訪れた。その都度、差し入れをしていたので、職人さんの人数が気になったのだ。家が出来た今、差し入れをしていた時のことを少し懐かしく思った。

午後、お昼休みから戻った職人さん達に差し入れを持って行った。自分達の工事をしてくれた職人さん用に買い溜めしていた、キットカットと微糖コーヒー。アマゾンで買い過ぎたのだ。「これ、良かったらどうぞ。甘いものですが、」若い職人さんはお礼を言い早速、袋を開けた。

お隣さんは新築工事をほとんど見に来ない。というか、今の住まいが遠過ぎて、見に来れないそうだ。私達が頻繁に訪れることができたのは、幸いにも現場が近くだった。それより、私がフリーランスだったことが大きい。

心は広く大きく

すぐ隣で新築工事をしていても、不快な気持ちにならない。引っ越し前は気にしてはずが、不思議だ。「私達も同じやん、最近まで工事中やったし。ご近所さんの気持ちが、少しでも分かって良かったと思うで。」と達観した奥さん。「この町の人たちは気持ちが大きいねん、家が大きいからやと思う。」と奥さんは続けた。

そう言えば、工事前や引っ越しのご挨拶に行った時も、私達を受け入れ喜んでくれたのを思い出した。

家は小さくても、心は広く大きく持とう。

 

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