お金をかけない庭作り。一石四鳥の自力造園。

自力造園を始めて10日が過ぎた。ようやく要領を掴み、芝生の庭にする準備が整ってきた。

耕した時に出てきた小石や瓦礫はどうする?

排水の良い庭にする方法は?

芝生の床土と目土を買わずに用意するには?

これらを一気に解決する方法を考えた。非常に手間がかかる作業だが、お金をかけない唯一の方法だと思う(自己流なので保証はない)。

土を耕す

クワを使って、表面が硬くなっている土を耕す。耕した土をレーキで集め、ふるいにかけて小石を取り除く。この時、小石と瓦礫が大量に出るので処分を考えなくてはならない。

排水を考える

庭のあちこちに水溜りが出来たので、排水は重要だ。水はけの良い土にするため、排水経路を作ることにした。

床土を作る

芝生にするには柔らかく水はけの良い土が必要。購入することもできるが、広範囲なので費用がかかる。費用削減のため、これは作ることにする。

排水経路を兼ねた、お金をかけない一石四鳥の自力造園

  • 水が溜まりやすい場所から、排水口付近にかけ深い溝を掘り、排水経路を作る。溝は50cm以上深く掘る。

  • 溝を掘った時に出た土をふるいにかけ、小石と瓦礫に分ける。分けた土は、床土と目土に利用する。

  • 小石や瓦礫を排水経路の溝に捨てる。水が地下水路を流れるイメージに近くなり、排水口に向け容易に流れてくれるはず。

  • ふるいにかけた土を(事前に耕した)庭全体に広げ、床土にする。

  • 床土を再度(細かい目の)ふるいにかけけ、その土を土のう袋詰める。種を蒔いた後、目土に使う予定(この作業はこれから)。

これで、排水と床土と小石や瓦礫の処分と目土が一気に解決。しかし、肉体的には大変。1日3時間が限度。始めは午前中から始めたが、時間を忘れてやり過ぎてしまう。最近は夕方4時ごろから始めている。7時前には暗くなり、諦めがつくからだ。

家の施工が始まった時、ただ見るだけで職人さんの苦労を実感出来なかった。でも、自力造園を始めてからは、その苦労を少しでも感じることが出来た。これが、一番の収穫かもしれない。

ヘーベルハウスと言えども、人の手で作られている。

家を建ててくれた人達(そして、関わった人達)に感謝の気持ちを忘れない。

自力造園はまだまだ続く。

 

★関連記事:お金をかけない庭作り。自力造園の道。

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