虎刈りの芝生。裏庭も表と同じく、発芽は半分。表の庭が半分くらいなのは何となく分かった。雨で種が流され、偏ったと思われる。しかし、裏庭は違うようだ。
目土が多過ぎた
芝生初心者なので、色々調べて種をまいた。目土は5mmから1cmの厚みで種に被せるとあったが、表の庭よりサービスのつもりで少し多く使った。苦労して作った目土(過去記事参照)、セコい考えが仇になったかも。
あまり厚く目土を被せると、その重みで地表に出られない。雨で固まった目土が邪魔で、埋もれてしまった。無知が招いた芝生の悲劇、申し訳ない。
しかし、重い目土を跳ね除け、現れた芝生はたくましい。枯葉の掃除、雑草抜きをして、種を追い蒔きする。
成長期の今は、目土がほとんど必要ないと何かに書いてあったので、今度は目土を少量にした。
種を蒔く自分の姿
種をまきながら、自分の姿を想像する。過去に、これほど多くの種を蒔いたことは無かった。『芽が出てくれ』『早く伸びてくれ』『芝刈りは任せてくれ』心の中で祈っても、どうすることもできないと悟った。
種を蒔いても、その成長をコントロールすることは出来ない。
種を蒔き、発芽するのを待つ。
発芽しなければその原因を探り、また種を蒔く。
自分が蒔いた種。
奥深い。
まるで、人生だ。
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