自力外構の初日は、資材の調達。"超硬い 固まる砂"を使うのだが、芝生との境界にアクセントを加えたい。
普通のレンガやピンコロを使うと、費用だけでなく、労力も必要だ。それらを埋め込む溝を掘るだけでも、結構大変。厚さが半分のものがあるので、ママチャリでホームセンターに向かった。
見切り品のペイビング
レンガよりピンコロ石の方が好きなので、そのハーフサイズを探した。カートをゴロゴロ押しながら物色していると、"見切り品"と札がついたペイビングが、1個20円で売っていた。
ペイビングとは、レンガやタイルのようによく使われる舗装資材。ピンコロ石を薄くした感じのナチュラルストーン。サイズも10cm x 10cm、厚さはバラツキがあるが約2cm。ピンコロ石は探さず、これに決めた。
いばらの道
1個20円なら75個でも1500円。ママチャリで運べば、送料無料。パレットに山積みになったペイビングをカートに入れる。
1個、2個、とカートに入れながら、アマゾンのカートとは違う"本物のカート"の醍醐味を味わっていた。
ペイビングを20個ほど入れた時、これ以上は無理と気付いた。ママチャリで帰ることを考えると、75個は無謀だ。せめて、25個。3往復すれば何とかなる。またしても、いばらの道を選んでしまった(過去記事参照)。
朝丘雪路似の店員さん
レシートを受け取りながら「また来ます。」と、つい口が滑った。「ありがとうございます。また、お待ちしています。」と店員さん。単なる挨拶として受け止めている。
1時間後、2回目のレジ。
店員さん:「さっきの、、ありがとうございます。本当だったんですねーっ。」平日なのでお客様が少なかったからか、朝丘雪路に似た店員さんは、私のことを覚えていてくれた。
私:「また25個です。もう一度来ます。」
店員さん:「ご苦労様です。お気をつけていらしてください。」
またまた1時間後、3回目のレジ。
私:「これで最後です。25個です。」
店員さん:「ありがとうございます。石なので、重いでしょう?自転車で?」
私:「はい。ママチャリです。」
店員さん:「これ、持って行って下さい。」
どこから出てきたのか、リポビタンDをくれた。
自力外構初日
家に帰り、ペイビングを並べてみた。ピンコロより味があり、どことなくヨーロピアン。仕上がりをイメージして、今日の作業はここまで。疲れ果てた。ママチャリで約20kgの石を3回も運んだのだ。仕方がない。
軍手を脱ぎ、ポケットに手を入れると、さっきのリポビタンD。
見切り品1個20円のペイビング、
朝丘雪路似の店員さん、
リポビタンD、
自力外構初日。
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