枯れた芝生と、ただ者ではない園芸屋さん。

お庭の芝生化計画は一時的に休止。土壌改良から始まり、種をまくまで約1カ月半(過去記事参照)。その後、種をまいて2カ月が過ぎた。全体的には芝生になったが、所々生えていない。そして、雑草が予想通りに生えている。

これから夏が本格化する。しばらくは管理に徹し、水やりと草抜きの日々だ。

枯れた芝生

梅雨の時期に気温が高い日が続いて、蒸れたのか?芝生は所々枯れている。芝生初心者の私には正確な理由がわからない。

茶色いところが枯れている。

図書館で借りた芝生の本を読んで、何とか対処したい。しかし、本だけでは心細い。最近親しくなった近所の園芸屋さん(過去記事参照)に相談に行った。

園芸屋さん:「夕方で良かったら、お宅まで寄りましょうか?見てみんことには。」

お言葉に甘え、来てもらうことにした。

園芸屋さん:「最初の年で、ここまで出来たら上等です。」

私:「そうですか。ありがとうございます。でも、枯れてるところの原因は分かりますか?」

園芸屋さん:「種が多過ぎたかも?混んでるんかな。レーキで掻きむしって、枯れてる芝を取った方がいいかな。」と、枯れている芝生をレーキでゴシゴシと掻き取った。

園芸屋さん:「あとは、栄養やな。芝生用の液肥をやってみたら。ちょっと待ってて、」と軽トラックまで戻り、液肥を持って来た。

芝生の液肥

私:「これは、売り物ですか?」

園芸屋さん:「そう。新品です。買います?」

私:「買います。わざわざ来ていただいたので、買わせて下さい。」

園芸屋さん:「せやろ。作戦ですわ。はっはっはっ、」

と、本気か冗談か分からないが、園芸屋さんに感謝。

お礼に、用意していた近所の焼き立てパンの食パンを渡した。

園芸屋さん:「おー!ありがとうございます!これ、好きですねん。あそこの?

私:「あそこの、です。」

そして、園芸屋さんが、帰り際に残していった言葉に感動した。

枯れるとこまで育った。ってことです。また、生えます。」

ただ者ではない。

 

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