ツツジの剪定は、過去一度もしたことがない。生まれながら大きな家に住み、庭木にツツジがある。そんな人は別だが、大勢の人は公園や街路樹で見るだけだと思う。私も今までツツジとは無縁だったが、たまたま買った土地(古家付き)にツツジがあった(2株)。
『ツツジを何とかしたらんと』
ボサボサのツツジ
昨日、外構(石積み)の手直しが終わった(過去記事参照)。その職人さんが、一言。『ツツジを何とかしたらんと、、』
職人さんは、ツツジと石積みの関係を良く知っている。『今からでも剪定した方がいいです。多分、出来はるでしょう?』と、私が剪定出来ると思っている。
今から剪定すると、来年の花付きが悪くなるらしい。それでも風通しを良くするほうが、ツツジのためになる。花を咲かせることは、木にとって疲れるそうだ。『1年くらい、休ましてもええと思いますよ。』その言葉が引き金になった。
ツツジも詳しい自治会長さん
剪定を始める前に、ご近所さんのツツジをリサーチに出かけた。そして何軒か見たあと、立派なツツジを発見。大きなお屋敷の石垣にそれはあった。
しばらく眺めていると、開けっ放しの門の向こうから『中に入りはったら?』と声がした。自治会長さんのお宅だ。展覧会に出品するような菊を育てる自治会長さん(過去記事参照)。私を植木好き仲間と思っている。
自治会長さん:「菊は手間がかかるんですわ。一年中、なんかせなあかん。」と、嬉しそう。
自治会長さん:「ツツジを見てはったけど、どうかしました?」
私:「どうやって剪定しているのか、気になりまして、、」と、口が滑った。
案の定、自治会長さんはツツジのことも詳しかった。縁側で麦茶をいただきながら約1時間、ツツジ談議が続いた。
『と、言うことですわ。』と、剪定方法を教えてくれたが、よく分からない。結局、この時期は短く切り過ぎなければいいと解釈した。
仕上がり上々
今日、奥さんはお留守。心置きなく剪定したい(?)。そう決めていた。しかし猛暑の中、外に出るのは危険。それでも、勢いがあるうちに仕上げたい。濡らしたタオルを頭に巻いて、剪定を始めた。
いざ始めると、結構楽しい。飛び出した枝を切り、込み入った所を間引く。だんだん手馴れてくると、ツツジのほうから『ここ、切って』と声が聞こえる(気がする)。
汗だくになり、
やっとの思いでやり遂げた。
仕上がりは上々。(自己判断)
暑過ぎて、誰も外に出ていない。
ビフォーアフターを誰も知らない。
奥さんはお留守。
なんか、淋しい。
剪定したツツジを眺め、
自治会長さんのことを思い出した。
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