今日は、お墓参り。たまたま、家の最寄り駅から、霊園までの無料送迎バスが出ていた。土日祝日限定ではあるが。山の中にある霊園なので、送迎バスがなければタクシーで行くしかない。車が無い私達にとって、非常にラッキー。
土曜日でお盆初日、お墓は賑わっていた。この霊園は奥さんのお父さんお母さんが眠っている。お正月にはお母さんと一緒に、お父さんのお墓参りに来たこを思い出した。
「これは誰のお墓?」
お母さん:「犬のお墓もあるねんな?」
私:「違うよ。このお墓の人は、犬が大好きやったと思うよ。だから、お墓に犬の絵を描いてんねん。」
隣のお墓には犬の絵が刻んである。
お母さん:「私の名前も書いてるなー。」
私:「赤い字で書いてるのは、生きてる人やねん。」認知症の義母には高度な返事。
お母さん:「これは誰のお墓?」
奥さん:「お父さんやで。」
お墓を洗いながら、色々と思い出していた。そんなお母さんも今は、同じお墓で眠っている。
そうこうしている間に送迎バスが到着。今度は駅前まで送ってくれた。
お迎えだんご
帰り道、近所の和菓子屋さんに立ち寄る。お迎えだんごを買うためだ。
我が家にはお仏壇がないので、お供えするところは、特に決まっていない。毎年、お迎えだんごをダイニングテーブルの端に置いて、手を合わせる。
それだけで、ご先祖様がこの家に帰ってくるように思う。
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