お墓参りと、お迎えだんご

今日は、お墓参り。たまたま、家の最寄り駅から、霊園までの無料送迎バスが出ていた。土日祝日限定ではあるが。山の中にある霊園なので、送迎バスがなければタクシーで行くしかない。車が無い私達にとって、非常にラッキー。

土曜日でお盆初日、お墓は賑わっていた。この霊園は奥さんのお父さんお母さんが眠っている。お正月にはお母さんと一緒に、お父さんのお墓参りに来たこを思い出した。

「これは誰のお墓?」

お母さん:「犬のお墓もあるねんな?」

私:「違うよ。このお墓の人は、犬が大好きやったと思うよ。だから、お墓に犬の絵を描いてんねん。」

隣のお墓には犬の絵が刻んである。

お母さん:「私の名前も書いてるなー。」

私:「赤い字で書いてるのは、生きてる人やねん。」認知症の義母には高度な返事。

お母さん:「これは誰のお墓?」

奥さん:「お父さんやで。」

お墓を洗いながら、色々と思い出していた。そんなお母さんも今は、同じお墓で眠っている。

そうこうしている間に送迎バスが到着。今度は駅前まで送ってくれた。

お迎えだんご

帰り道、近所の和菓子屋さんに立ち寄る。お迎えだんごを買うためだ。

我が家にはお仏壇がないので、お供えするところは、特に決まっていない。毎年、お迎えだんごをダイニングテーブルの端に置いて、手を合わせる。

それだけで、ご先祖様がこの家に帰ってくるように思う。

★関連記事:義母のお泊まり「初日の出やで、お母さん」

★関連記事:「家はどんな色?」「白やで、お母さん。」

★関連記事:『細雪』と『白い家』。家は幸せの証。

 

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

↓よろしければ、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ