家カフェと、父の思い出と、Don’t give up!

明るい時間、奥さんのピアノ部屋に入ることは滅多にない。朝から夕方まで、ほとんどピアノを弾いているからだ。

父のお墓参り

昨日は奥さんの両親のお墓参り(前記事参照)に続き、私の父のお墓参りに出かけた。

奥さん:「今年は家を建てることが出来ました。いつも見守ってくれて、ありがとうございます。」お墓に手を合わせ、父にお礼を言った。

私:「楽しく、仲良く暮らしています。いつも見守ってくれて、ありがとうございます。」私も言葉を選んでお礼を言った。

奥さん:「帰って、家でお茶でも飲む?」

私:「せっかく電車に乗って来たのに、梅田に寄ってお茶にしよう。」

奥さん:「お盆やし、家でお茶したい。その方が、お父さんも一緒に来れるし。」

奥さんは、父の霊を連れて帰りたいと言う。どこかで寄り道しては、霊が迷うかも知れないと言うのだ。

やや納得して家に帰ることにした。

家カフェ

二人揃ってピアノ部屋で過ごすのは久しぶりだ。

奥さん:「なんか、あなたがソファに座ってると、お客様みたい。」

私:「せやろ。僕もカフェに来たみたいや。家カフェやん。」

奥さんがお茶の用意をしている間、ピアノの前に座り、普段奥さんが見ている景色を眺めていた。

思えば、この部屋のこの景色のために、この家を建てた。奥さんの夢と言っても過言ではない。

"ピアノに座って右斜めに、お庭が見えるようにして下さい"

これが、設計士さんにお願いした唯一の条件。この部屋を基準にして、他全ての間取りを考えてもらった。設備は最低(過去記事参照)、家は小さい。それでも、夢は叶った。

父の思い出

奥さんはアイスコーヒーとお迎えだんごを持ってきた。

奥さん:「お父さんは面白い人やったなぁ。」お迎えだんごを食べながら、父の思い出話しに花が咲く。そして、小学生の時、父に怒られたことを思い出した。

『絶対』

私の口癖が、父は気に入らなかったのだ。

私は事あるごとに『絶対や!』と言っていたのを思い出した。『そんなんでけへん、絶対や!』『そんなん分からへん、絶対や!』という具合に。何か話した後に『絶対や!』と付けていたのだ。

それを聞いた父は、『絶対って、何んや!この世の中に、絶対は一つしかない。絶対って言葉は使ったらあかん!』と本気で叱った。小学生の私には意味不明。

続けて父は、

『絶対って言えるのは"死ぬ"ことだけや!』

ヤカンのような顔で私に言った。それ以来、『絶対』という言葉は使えなくなった。勿論、意味を理解したからではない。父の気迫に負けたのだ。大人になるにつれ、その意味が分かってきた(つもり)。

 

どんな時でも可能性はある。

Don’t give up!

人死ぬ。

上手く説明出来ない。

新居で初めてのお盆。

超個人的ブログ、ご容赦下さい。

 

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