我が家のシンボルツリーは、シマトネリコとヤマボウシ。そして、部屋の中はゴムの木がシンボルツリー(?)。
世間では観葉植物とかいうが、観葉植物なんて呼びたくない。ゴムの木はゴムの木!
とは言うものの、若かりし頃の私は植物のことは全く無関心。無知どころでは済まない無礼者だった。
観葉植物 ベンジャミン
30年前の夏のことである。文化住宅に一人暮らしをしていた私の部屋に、母から贈り物のが届いた。大きな段ボール箱の中は ” 観葉植物 ベンジャミン ” と名札が付いていた。殺風景な部屋が少しでも明るくなるようにと、送ってくれたに違いない。
恐ろしいほどの無知
その頃の私は何と、” 観葉植物 ” という言葉を知らなかった。今思えば恐ろしいほどの無知、バカ。” 観葉植物 ” を人工的な作りものだと思ったのだ。当然、お水なんてあげていない。観葉植物 ベンジャミンは、あっという間に枯れた。
枯れたことで、観葉植物が生き物だと気付いた。『観葉植物なんて呼び方が悪い』と、責任転嫁。今でも観葉植物と書かれた札を見ると、観葉植物 ベンジャミンを思い出し胸が痛む。
植物かて、人のこと見てんで
我が家のゴムの木は、義父が生前育てていたゴムの木から取り木したもの。いわば分身だ。園芸の達人だった義父と観葉植物について話したとき、こんなことを言った。
『(植物は)観るもんちゃう、(枯れるまで)見届けるんや。植物かて、人のこと見てんで。ちゃんとせな。』
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