台風の大阪と六本木の朝。何が起きてもおかしくない。

4日の午後2時、大阪は台風の真っ只中。私は東京出張だったので直接体験していないが、その猛威の状況を奥さんはラインで送ってきた。

奥さん:「シャッター閉めてるけど、窓が開きそう。怖い!」「家が揺れた!」「玄関の鍵閉めてんのに開きそうや!」「シャッターに何か当たった!」などなど。

私:「ヘーベルやから大丈夫や。もう少しの我慢。今、大阪の真上やから。」

それにしても、家のことが気になる。ヤマボウシやシマトネリコや庭の木々は折れていないか心配だ。

しかし、近畿は57年ぶりの記録的暴風となったようだ。

関東も暴風ではあったが、何とか仕事をこなすことが出来た。しかし、帰るのは困難と判断。早速、先日泊まった六本木のホテルに連絡。残り2室、ギリギリセーフ。同じように帰れなくなった人が沢山いたのだろう。

六本木の朝

チェックアウトまで時間があったので、朝食を済ませて街を散歩。六本木の朝はいつも通り。あちこち風で飛ばされたゴミや落ち葉はあったが、台風の被害はなさそうだ。

帰り支度をしていると奥さんから写メが届いた。『ヤマボウシほか、木は大丈夫です。けど、庭のフェンスが壊れた。でも、大丈夫です。ゆっくり帰ってきていいーよ。』

フェンスが壊れた?

写真を見るとフェンスの土台が壊れている。これは全面的に取り替え工事が必要だろう。しかし、文面は意外に穏やかだった。

家を建てる前から元々あった古いフェンス(過去記事参照)。セコい私達はこの土地を更地にするとき、前の家で使っていたフェンスを残してもらったのだ。かなり古かったが、まだまだ使えるので撤去するのは勿体ない。その時はそう思った。しかし、想定外の強烈台風21号。車を吹き飛ばすほどだったと聞いている。

3月に入居したヘーベルハウス。

6月の大きな地震。

7月の大雨。

9月の台風。

何が起きてもおかしくない。

それでも、なぜか心は穏やか。

不思議だ。

 

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