レプロマイザーはイオンドライヤーとは違う。高性能ヘアドライヤーとでも言うか、とにかく凄いドライヤーなのだ。
奥さんは誰から聞いたか知らないが、昨年末よりずっと欲しいと言っていた。
奥さん：「あてればあてるほど、髪が潤うねんて。普通のドライヤーとは逆みたい。」YouTube動画の受売りを語った。
私：「フェンスの保険もおりたことやし、買う？」（過去記事参照）
奥さん：「買う！」
カットハウス
子どもの頃からドライヤーとは無縁だった。父は髪をタオルで拭くだけで、夏は扇風機で涼むついでに髪を乾かしていた。短髪だったのでそれで十分。弟は野球少年だったので丸坊主。ハンカチでもいいくらい。母はどうだったか？覚えていない。
ドライヤーとは全く無縁だったわけではない。中学生になり、近所のカットハウスに通うようになってからは、そこでドライヤーを経験している。40年くらい前のこと。（過去記事参照）
当時通っていたカットハウスは、若い夫婦が経営していた小洒落たお店。10年くらい通った。カットは旦那さん(以下、マスター）で、シャンプーとドライヤーは奥さんが担当していた。仲のいい素敵なご夫婦で、奥さんにシャンプーとドライヤーをしてもらうのが楽しみだった。
何年かして、奥さんの姿を見なくなった。何となく察しがついたので、その事には触れないでいた。それからはドライヤーもシャンプーもマスターがするようになった。
10年目のカットハウス
マスター：「今日はちょっと用事があるから、早く閉めてもいい？」何時も予約は最後お客様だった。
私：「いいよ。でも、最後まで切ってな」常連だったので、気さくな会話。
マスター：「勿論」
と言いながら、仕上げのドライヤーでソワソワし始めた。
マスター：「後頭部は乾かしたから、ここまででいい？」
後頭部が乾いていれば、風邪はひかないとマスターは説明した。その後どう返事をしたか覚えていないが、『髪の毛は後頭部だけ乾けばいい』とインプットされた。
2カ月後、カットハウスは違うパーマ屋さんになっていた。
すぐ乾くレプロナイザイー
最近、我が家に来たレプロナイザー。しばらく見て見ぬ振りをしていたが、奥さんが絶賛するので使ってみた。性能についてはネットの評判通り。ここで説明するまでもない。価格コムで一番安いのを買った。
奥さん：「なっ！すぐに乾くやろ！」
私：「ほんまや、早い。」後頭部だけ乾かし、スイッチを切った。
奥さん：「もーええーん（もういいの）？」
レプロナイザーがいくら高性能でも、全部乾かすのは面倒。
私：「後頭部だけでええねん。」
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