憧れのアナベルと、気付かなかった玄関ドアのデザイン。

ヘーベルハウスの家に住むようになって1年とちょっと。まだ1年?とは思えない。何年もここで暮らしているように感じる。それほどヘーベルハウスの家は住み心地が良い。

設備は最低

まだ設計が終わったばかりで、設備やインテリアを相談していた頃。当時は何でも安く、オプションも無し、設備は最低のものを選んでいた。インテリアも同じ。大体、色目だけ選んであとはインテリアコーディネーターさんにお任せ。出来るだけ安い物にした。(過去記事参照)

その為、自分達が一体どんなものを選んでいたか、色以外はよく覚えていなかった。家が完成に近づき、設備が入ってきても「いいなー。このキッチン。こんなに広々としてた?」とか、「下駄箱に鏡が付いてる!」とか、「洗面台の引き出し、結構深い!」とか、感動が新鮮だった(選んだものを覚えていないからだ)。

理想的な土地に出会い、ヘーベルハウスの躯体に住め、広いお庭がある。そして、52歳(当時)のフリーランスでもローンが通った。それだけ大満足だった。嬉し過ぎて、他のことは気にしていなかったのだ。

憧れのアナベル

6月に入り、奥さんは玄関前にアジサイを植えたいと言い出した。

奥さん:「アナベル。アジサイとちゃうねん。」アナベルは奥さんの憧れ。でも、アジサイの一種類です。

私:「どこに植える?日が当たり過ぎてもよくないで。」

奥さん:「玄関の前。ここに白いアナベルがあって、茶色の玄関ドアをバックにしたかってん。」

設備を決めている時、そんな事を話していたのを思い出した。

昨年の今頃は自力造園と芝生のことで精一杯。植栽を増やす余裕がなかった(過去記事参照)。奥さんは最近、駅前のお花屋さんでアナベルの鉢植えを見つけ、その思いが復活したようだった。

気付かなかった玄関ドアのデザイン

植え付けを見守った奥さんは、納得して家の中に入ろうとドアノブ(ハンドル)に手をかけた。

奥さん:「なー、知ってた?」

私:「何が?」

奥さん:「玄関ドア、中と外でデザインが違うって?」唐突に質問されると自分でもよく分からない。

私:「えー?一緒やろ?」見ると、ドアノブ(ハンドル)のデザインが中と外で違う。正確には、機能が違うのだ。

ドアノブ(ハンドル)は中から開ける時は押す。外からは引く。それそれ機能に合ったデザインになっていたのだ。

中から見たドアハンドル。押して出る。
外から見たドアハンドル。引いて入る。

1年以上住んでいるのに、毎日何回も開け閉めしているのに、何で今頃になって気付いた!?しかも、夫婦揃って!?そんな人、他にいるのか?

それほど自然なデザインということか。

 
 

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