ヘーベルT(ヘーベルハウスの販売員)が訪ねて来たのは1年ぶり。この近くにまた、新しいお客様が出来たからだ。
ヘーベルT:「すぐ近くにお客様がおられて、、、、ピアノの音が聞こえてきたので、、、」
ピアノの音で在宅を確認していたヘーベルTは、仕事帰りに立ち寄ってくれた。
私:「お時間良ければ、どうぞ中へ。」
ヘーベルT:「お庭を拝見させていただけますか?」
家より庭が気になっていたようだ。表の庭をチラ見して、裏庭に回った。ヘーベルTが最後に見た庭は、まだ芝生が生えていなかった。(過去記事参照)。瓦礫の土地が芝生の庭になったことを感慨深く見ている。と、思いきや違った。
ご新規のお客様
ヘーベルT:「この裏の向こうです。ご新規のお客様のお宅が見えます。」と、シマトネリコとソヨゴの間を指差した。
私:「知ってます。Tさんのお客様だったんですね。そろそろ完成ですか?」
ヘーベルTはお客様の家からこの家を見つけ、私達のことを色々と話したようだ。
解体前に木を残す
ヘーベルTが帰った後、その新しいヘーベルハウスが気になった。ヘーベルTが色々話していたことで『カボスの木を残されたことをお話ししたら、そのお客様も解体前に木を残すことにしました。何の木か知らないですが、、』という話が気になっていた。カボスの木は以前ブログで書いている(過去記事参照)。
雨上がり、まだ明るい夕方にそのお宅を訪ねていった。
完成間近のヘーベルハウスは、私達の2倍はある大きな家だ。カーポートと玄関の間にその木はあった。新築の家にこれだけ立派な木は羨ましい。
奥さん:「これ、何の木?白い花咲いてるな。」
私:「沙羅双樹」
奥さん:「カッコいい!平家物語や。」
私:「正確には夏椿。渋いな〜。いいーなー。」
このお宅の人は、沙羅双樹が仏教において三大聖木と知っているのか?平家物語を知っているのか?
是非とも会ってみたい。
しかし、新築の白いヘーベルハウスに沙羅双樹。
この上なく、美しい。
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