折れたアナベルと余計なお世話

先日の大雨で、アナベル(アジサイ)の花が折れた。4つほど花が咲いていた中で一番大きな花だ。雨に濡れ花が重くなり、強い風に耐え切れなかったのだろう。

翌朝、折れたアナベルを見つけた奥さん。丁寧に切り取り、ガラスのコップに生けた。

奥さん:「咲いてる花を切るのは嫌やけど、ここに生けたいと思っててん。」

いただいたお花以外、部屋に花を飾るのを忘れていた。マンションに住んでいた頃は時々飾っていたが、ここに住んでからは特に思わなかった。庭に花や草木があるからだろう。

しかし、こうして部屋にお花があるのもいいものだ。

アナベルが折れた原因

大きな花が重そうだったので、支柱を立てたのがアダになった。支柱があるがため、茎はしなることが出来ず、折れたようだ。

よくよくご近所さんのアジサイを見ると、支柱を立てていない。風に揺れながらも、しなっている。ガチガチに固めてはよくないということか。自分自身に照らし合わせた。

奥さん:「自分で大きくなった花やん。それなりの自信があるから、大きくなったと思う。植物が成りたいようにさせな。」

私の余計なお世話で折れたアナベル。

頼りなげに見えても、そっと見守ることも大事。

人との関わりも同じかも。

植物の力を信じる。

 

★関連記事:脱皮と新芽と光を求めて

★関連記事:憧れのアナベルと、気付かなかった玄関ドアのデザイン。

★関連記事:観葉植物なんて呼びたくない!枯れたベンジャミンと『植物かて、人のこと見てんで』

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

↓よろしければ、クリックをお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ