細い窓の利点と断熱効果

窓の位置については先日のブログにも書いている(過去記事参照)が、今回は窓の大きさについて。

こんな細い窓があるなんて、ヘーベルハウスで家を建てると決めるまで、存在すら知らなかった。我が家は外から見ると4つある。内分けは書斎に2つ、寝室に1つ、1階の洗面所に1つだ。

はじめは、外観デザインのためだと思っていた。小さい家なので、窓が大きいとバランスが良くない。北に面する家の正面は全て細い窓、設計図を見てすぐに気に入った。

細い窓の利点

12センチほどの幅しかないので、カーテンやブラインド、ロールスクリーンは不要(付ける人もいるらしい)。明かり取りと、風通しのためにあるようだ。

3畳の書斎には2つあり、大きな窓1つよりもいいと思う。前記したように、カーテン類が不要なので、部屋のイメージがスッキリ。また、日中の明るさが書斎にはちょうどいい。

書斎の細い窓

断熱効果

寝室は細い窓1つと腰窓がある。その腰窓、夏の日中はシャッターを閉めている。部屋の温度を上げないようにしているのだ。そして、細い窓は開けっ放し。適度な明かりと風通しが良く、エアコン無しでも寝苦しくない。(過去記事参照)

昨年はこの方法を思いつくまで、暑くて大変だった。寝室はエアコンを付けていないので、エアコンがある1階のピアノ部屋で寝たことがあった(過去記事参照)シャッターを閉めて暗くするだけで、これほど過ごしやすくなるのは、ヘーベルハウスの断熱効果が優れているからだろう。

寝室の細い窓

細いと言えど、窓は窓。カーテン類を付けていないと外から中は見える。幸い我が家は坂の途中にあり、2階からは近隣の屋根しか見えない。窓のすぐ近くに立たない限り、大丈夫。

住んでから実感する窓の位置

季節を一通り過ごして、その大きさと位置の大切さを知った。ショウルームで打ち合わせをしていたときは、なんか適当な印象。悪い意味ではない。設計士さんも販売員さんも誇張なく、淡々とプランを提示してくれた。

ただ、『この(細い)窓には何も付けない方いいです。』と言葉を強調していた。『いつか分かる日が来る』と言いたげなその言葉に、ヘーベルハウスの自信を感じた。

 

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