ヘーベルハウスの床下収納は、賛否がある。私が気になり出したのは、つい最近。間もなく地縄張り、という施工直前。図面を見ながら地縄をイメージしていた。「お風呂の出口に、こんなんあるで。」床下収納があるのをすっかり忘れていた。奥さんは、ここにお掃除グッズを入れたいと考えた。しかし、他の人はどういう使い方をしているのか気になり、早速、検索スクロール。
「毎日、大人が踏むので軋みそう」「隙間風がスースー」とか、良いことを書いたブログに出会わない。これは一大事。取り越し苦労が始まった。「ヘーベルＴに聞いとこか？」奥さんはメールした。「お時間がある時に、ご面倒をおかけしますが、展示場にお越し願いますか？ 」ヘーベルＴは、説明だけなら地縄張りの日でも出来るが、実物を見て欲しいと申し出た。納得いく説明をしたいのだろう。「床下収納の設置場所は、今からでも変更可能です。ただ、申請後なので費用がかかります。今、ご提案させていただいているのは、ヘーベルハウスのベストです。」ヘーベルＴを信じて「現状のままで結構です。後日、展示場に行きます。」とメールした。
地縄張りの日。図面と縄で囲った土地を照らし合わせ、ガスや配水管・雑排水管の経路を確認した。「お風呂がこの辺りなので、排水管はここを通って、ここから外に出ます。」施工責任者の方は、地面を指差し、水の流れを示してくれた。
床下収納のことを聞いてみた。「お風呂の排水はここを通るので、床下収納はここか、ここに、なります。現状がベストです。」「どうベストですか？」食い付いた。「こちらだと、洗濯機の下になり、収納として機能しません。点検口は必須なので、収納としてお使いできる方が、便利だと考えています。」横から職人さん（施工責任者でもある）が、「軋むことは無いと思いますよ。毎年ヘーベルは、よーなってます。」仕様は毎年のように改良されていると、ヘーベルＴが付け加えた。職人さんは続けて「お風呂は、バスマットを敷くと隠れるから、ちゃいますか。」（我が家はバスマットが無い。）
朝から降っていた雨も上がり、日が差してきた。今日は、外構デザイン担当（ガーデンＫ）さんと、植栽を見に行く約束の日。待ち合わせは、ヘーベルハウスの展示場にした。ついでに、現物（床下収納）を確かめるためだ。
ヘーベルＴは床下収納の蓋を閉め、「この上に乗って下さい」と自信を見せた。「ガッシリしてる。今のマンションの床の方が柔らかい。」確かに、ガッシリしている。「飛び上がってみて下さい。」ヘーベルＴに言われ、奥さんは恐る恐る飛んだ。「ガッシリしてる！」
ヘーベルハウスは年々、床の（ヘーベル材）厚みが増しているそうだ。床下収納の蓋はヘーベル材を使っていないが、かなりの強度を誇っている。保証もあるので、心配はなさそうだ。「湿気とかどうです。」奥さんはいいとこ突いた。「カラッ、カラッです。」何時ものヘーベルＴにしては、砕けた回答。二人は納得した。
展示場のリビングで、カントリーマムとお茶をいただきながら、リピート再生しているテレビCMを見ていた。「うっとうしくないですか？」ヘーベルTは苦笑いしながら「慣れました。」そこへ、ガーデンＫが現れた。「お待たせしました。早速ですが、木を見に行きましょうか。」
★関連記事：地縄張り、そして施行。「いるよな、トイレ」
★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う（1）から読んで下さい。
↓よろしければ、クリックをお願いします。