52歳で家を買う(1)

家を買う。そう決めたのは、3年前。今のマンションを手放し、また最初から住宅ローンを組むには少々遅いことは分かっている。しかも、フリーランスの音楽家・映像作家。奥さんはピアニスト。子供はいない。相続する財産もない。更に、認知症の母親を介護している。50代の平均年収(少なめ)はある。ただ、不安定なだけ。フリーランスでも希望は持てる。現在進行中(2017年8月現在)の戸建て購入計画。また、実際に起きたエピソードの中から、土地探し持ち家(マンション)の売却住宅購入に関する注意点やアドバイスなどを書いています。書きかけブログですが、お付き合い下さい。

※2018年4月追記

認知症だった義母は2018年1月他界。2018年3月、新居を構える。

 

庭付き新築一戸建てに住みたい!

34歳で結婚した時に住んでいたのが、3階建ての古いテラスハウス。奥さんがピアニストなのでピアノが置ける家が必要だった。その家は有名な建築家、石井修氏設計のデザイナーズ・ハウス。石井建築に住むことは一見ステイタスに思えるが、当時で築20年の古い建物。住んでみないと分からない不便な家だった。幸い、所有者の家族に友人がいたため、好条件で住むことが出来た。裏と表と中庭まである緑豊かな素晴らしい所。しかし、緑がある分、虫が多い。それとコンクリート打ちっ放しで、壁の一部が煉瓦。隙間風がスースー入る。当然、冬はメチャメチャ寒い。朝起きたとき部屋の温度が4度の日があったくらい。10年住んで、歳と共に寒さがこたえ、今のマンションを購入することになった。

新築マンションの暮らしは快適。以前の家が自然と共存するような所だったので、尚更そう感じる。だが、5年が過ぎた頃から、土から離れた寂しさが募り、また戸建てに住みたいと思い始める。小さくても庭があり、暖かい家に住みたい。思い始めたら止まらない。資金の当てもないのに、住宅展示場に足を運ぶようになった。

 

土地探し。安い物件には訳がある。52歳で家を買う(2)

 

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間が許す限りお付き合い下さい。

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