フリーランス(自営業・個人事業)に厳しい住宅ローン

サラリーマン世帯とフリーランス(自営業・個人事業)では住宅ローンの条件が違う。

例えば、3,500万円(30年ローン)を大手銀行に願い入れたとしよう。年収はほぼ同じ(500-600万くらい)40代の場合。サラリーマン世帯は満額の3,500万円フリーランスは1,500万円の融資しか受けられない。また、サラリーマンよりも年収が多くても結果は同じようだ。色んな資料を調べたが銀行によってまちまち、年収も違う。私が実際に経験した審査結果と、それら資料を平均するこうなった。

自営業者がサラリーマン世帯と同じ住宅ローンを借り入れるための最低条件。

  • 収入が安定している(過去3年間)
  • その他ローンがない(過去に滞納がない)
  • 会社に負債がない。
  • 事業開始後5年以上経過している
  • 物件価格の2割以上頭金を用意できる

安定した収入を証明するため、課税(納税)証明書が3年分必要になるほか、サラリーマン世帯よりも用意する書類が沢山ある。しかも、これら条件は新規住宅ローンだけでなく、高金利で借り入れていた住宅ローンの借り換えも同じなのだ。稀に、課税(納税)証明書が2年分でも大丈夫なケースもある。