食器は二人分にする(2)「あれは、捨てへんよ」
食器を二人分にして食器棚を無くす計画は、ほぼ達成した。おそらく新居のキッチンでは、シンク下収納だけで食器や調理器具はすべて入るだろう。今はまだ食器棚を使っているが、お椀とカップが少しだけになった。お皿はシンク下収納にトトノを使って収まっている。しかし、今からすべてトトノにする訳にはいかない。新居のシステムキッチンは今より少し大きくなるが、内寸が正確に分からないからだ。
軽くて割れない木製食器
「お椀やな。問題は。」奥さんはお椀をかなり処分した。ご飯用は2個、汁物用も2個、丼物が2個、だけになった。「スペース的に入るねんけど、出し入れがしにくい。」トトノに収納したお皿は、食器棚に重ねて置いていたときよりも出しやすい。しかし、お椀はお皿のように並べて置くのは難しい。積み重ねて置くしか思いつかない。どんぶりはあまり使わないでの、奥にあってもいい。しかし、お椀はご飯と味噌汁でいつも使う。
「軽くて、割れへん木のやつにしようかな?」奥さんは何かの本で、年をとると「軽い食器がいい」と書いてあったことを思い出した。丼ものはめったに使わないので現状でもいい(いつか木製にしたい)。汁物用のお椀は、今でも木製なのでこれもいい。毎日使うご飯用に、木製の器を購入することにした。
陶器のお椀は処分することになるのか?
「ネットで買うわ。」昔は、食器選びに何度も足を運んでいた奥さん。食器を沢山処分したからか、食器選びに拘りが無くなったのだろう。「電車賃のほうが送料より高いし、外に出たら何か他のも欲しくなるやろ。」正しいかも。
これでお椀は木製になった。積み重ねてシンク下に収納しても、気兼ねなく取り出せる。しかも軽いので、食べる時も以外に心地よい。しかし、陶器のお椀は処分することになるのか?結婚当時からずっと使ってきた思い入れがある器。
「あれは、捨てへんよ。全部捨てたら寂しいやん。お客さん用に置いとこ。スペースはあるし。」奥さんの徹底した"捨て捨て"は、時に緩くなる。ミニマリストではないと、日頃から言っているのもうなずける。判断基準は微妙で説明は出来ないが、泣けてくる。
★関連記事:食器は二人分にする。キッチンから食器棚を無くす計画。
★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。
↓よろしければ、クリックをお願いします。
価格:464円 |
★システムキッチンの引き出し収納 トトノ 引き出し用 ディッシュスタンド S 抗菌加工 10071 価格:518円 |
★システムキッチンの引き出し収納 トトノ 引き出し用 ディッシュスタンド L 抗菌加工 10081 価格:745円 |