★この記事は前記事の続きです。→ 持ち家(マンション)の売却と住み替えのタイミング。仮住まいは絶対いや! 52歳で家を買う(8)
「お仕事が終わってからでも結構なので、お時間いただけますか?」2日後、ヘーベルTがやって来る。今度は提携する不動産会社(後に旭化成ホームズと代わる)の人と2人。新たな提案はこうなった。
土地が見つかってもマンションが売れないないことには、新規住宅ローンが組めない。そこで売れなかったときの保険に、不動産会社が買取保証を付ける。買取保証が付くことで、銀行は安心して融資出来るということだ。勿論、買取額はローン残高に足りない。しかし、今回の不動産会社の査定額が、これまでと全然違う金額だった。当然、買取価格も違う(約500万!!)。これなら、土地が見つかってもすぐに住宅ローンが実行される。
更に嬉しい提案は、土地の契約が済んでから、マンションを売り出すことである。土地が見つかる前にマンションが売れた場合、土地が見つかり家が建つまで待って欲しいとは言えない。土地の契約後なら、家の完成時期が分かるので、引き渡し時期の条件を付けても販売に影響はないことだ。
ただし、建物の工事が始まるまでの約3ヶ月以内に売却しないとならない。売却ができない場合は前記した買取保証額でローンが実行されるのだ。(実際には好条件でマンションは売却できた。後日紹介)
土地が見つかるまで、ヘーベルハウスは動けない。「いいお土地が見つかるように応援します。また、こちらからもいい物件があればご連絡差し上げます。」ヘーベルTの言葉に励まされ、心置きなく土地探しをはじめた。そして、あっという間に半年が過ぎた。
★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。
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