持ち家(マンション)の売却と住み替えのタイミング。仮住まいは絶対いや! 52歳で家を買う(8)

持ち家(マンション)を持っている人が、新しく家を買うのは大変だと実感した。それに、今住んでいるマンションのローンがたっぷり残っている。8年前に新築マンションを購入。フラット35で残り27年!79歳まで続く(ゾゾゾッー)。最近は低金利になり、今のタイミングで家を買っても月々の返済額は同じくらい(?)。しかも80歳までなので1年しか変わらない。そんな楽観的観測で新築戸建て購入を決意した。

しかし、持ち家(マンション)の売却と住み替えのタイミング、土地探し。これからをどうやってクリアして行けば良いのだろう?ヘーベルハウス販売員(以後、ヘーベルT)は一体どんな提案を持ってきてくれるのか楽しみ。本格的なローン審査はしていないが、見込みがあるお客様としてヘーベルTは親身に付き合ってくれた。

 

持ち家(マンション)の売却から引き渡しまでの流れ

「まずは、マンションの売り出しから始めます。」ヘーベルTは丁寧に解説してくれた。要点はこうだ。

  1. マンションを売却。
  2. 既存のローンを完済。
  3. 土地探し。
  4. 土地が見つかり次第、仮契約。
  5. すぐに新規ローン審査を始める。(土地、建物、外構、諸経費全て含む)
  6. 審査合格の報告を受け次第、土地の契約をする。この時、契約金を10%か100万円くらい用意する(ローンにならない。現金が必要)
  7. 土地代の残金を支払うためローンが実行される。(銀行から土地売主に支払われるが、ローン返済は家の引き渡しが済んだあとになる。)
  8. 家の設計を始める。
  9. 施工開始
  10. 4カ月後、竣工。引き渡し。
  11. 翌月末、ローン返済開始。

という感じになる。「マンションを先に売ってからと言うことは、住む場所が無くなります。」素朴な疑問を投げかける。「そうです。引き渡しまでの間は仮住まいになります。」笑顔で答えるヘーベルT。「困ります!!」いつもより大きな声で奥さんが言う。「ピアノがあるから、仮住まいは絶対できません!」奥さんにとってピアノは仕事道具。それ以上に「命」と言ってもいいくらいの存在。ピアノから離れて暮らすということは、骨折して入院するのと同じ。ヘーベルTは真摯に受け止め言葉を選んだ「分かりました。何とかしましょう。ご夫婦がベストと言って貰える方法をお持ちします!」凄い心意気!「旭化成グループに不動産部門があるので、社内で検討してみます。」ヘーベルTは飲みかけの麦茶を飲み干し、アルファベットチョコに手を出した。「良かったら、全部もって帰って下さい」申し訳ない気持ちをチョコに託した。

今のマンション(8F)から見た景色

持ち家(マンション)の売却から引き渡しまでの新たな提案。  続(8)

 

★『52歳で家を買う』と題した連載ブログです。お時間があれば、52歳で家を買う(1)から読んで下さい。

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