小さい家なので職人さんは一人。「その代わり精鋭を送っています」

仕事に出るついでに、工事中の新居を見に行った。先日まではシーリング工事だったが、今日はどうなっているのか楽しみ。

職人さんはブラックコーヒー

差し入れに、4個入りミニクリームパンを用意した。飲み物はブラックコーヒーと微糖コーヒーを1本づつ。現場では、断熱材の取り付け作業を職人さん一人で行っていた。

「ありがとうございます。コーヒーはブラックと微糖、どちらが好みですか?」いきなりだが、早く渡したかった。「あ、ありがとうございます。では、ブラックで。」職人さんはブラックが似合う。微糖は後で飲むことにした。

厚みが増したネオマフォーム

「昨日から、断熱材を入れています。今日中に完成します。」職人さんは一階で作業をしていたので、二階に上がった。搬入した断熱材(ネオマフォーム)が整然と積み上がっている。二階はまだこれからという感じ。分厚い断熱材を見ながら、「これも見いなくなるのか、しかし、キチッとしてはんなー。」と心の中で呟いた。

仕事があるので今日はちら見、さっさと階段を降りた。「分厚い断熱材ですね?」職人さんは、「2年程前から45mm仕様になっています。ですが、ここは25mmを使っています。」と天井近くを指さして、職人さんは自信ありげに話してくれた。他と比較したこともないので、実際の性能は分からない。しかし、施工する職人さんが素敵なので、これ以上のことはない。

職人は精鋭を送っています

帰宅後、奥さんと現場の写真を見ていると(施工責任者の)ヘーベル監督から電話がかかってきた。「いつも、差し入れを頂きありがとうございます。作業の者から聞いております。今日で断熱材の施工は終わりました。」差し入れのお礼に電話をかけてくるとは、律儀な人だ。「いえいえ、大したものでもないので、かえって恐縮です。躯体工事の後は、何時もお一人で作業されてますね?」監督さんは「そうです。現場の規模に合わせて、、」と、ことばを詰まらせた。"小さい家" とは言えないのは分かった。

ヘーベル監督は仕切り直して「一人での作業なので、職人は精鋭を送っています。お陰で工期も順調に進んで、少し前倒しになっています。」"精鋭"という言葉に感動した。どうりでいつも、渋い職人さんばかりだと思っていたからだ。しかも、差し入れのことを報告していたなんて、礼儀正しい方々だ。ヘーベル監督は次の作業予定を伝え、電話を切った。

 

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