ユニットバスと、体育会系職人さん。

今日はユニットバスが入った。さすがに、一人では出来ない作業。職人さんは二人だった。

「おじゃまします。よろしいですか?」中から職人さんがスリッパを持って来てくれた。「今日はユニットバスを取り付けています。あとは天井とドアを付ければ、完了です。」元気いっぱいの職人さん。ハツラツとして気持ちいい。「二階を覗いてきます。」と言って階段を上がった。

二階には、木工事に向け資材が運び込まれていた。いつも通り整然としている。そして、監督さんが書いたと思われる図面が、柱に貼ってある。赤鉛筆で印が付けられ、サムライっぽい字(時代劇の字)で「補強」と書かれていた。(前記事参照)

天井を見上げると、何やら見慣れないホース。これが、24時間換気システムの何かか? 間取りやインテリアばかり気にしていたが、こういった設備があることを忘れていた。何だか、特した気分。

一階では、ユニットバスが着々と取り付けられていた。

「よっしゃ!行くでー!」

「うぃー!」

「離すでー!」

「うぃー!」

「オーケー!」

「うぃー!」

時間もないので、そろそろ引き上げようと靴に履き替えた。「引き続き、宜しくお願いします。」職人さんは玄関まで近寄って来て、「ありがとうございます!キッチリ、取り付けておきます!失礼します!」と、90度に腰を折りお辞儀をした。

そして、奥では"うぃー!"としか言わない職人さんも、深々とお辞儀をしていた。久しぶりの体育会系挨拶。清々しい気持ちで、現場を後にした。

 

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