6月18日の朝8時、震度6弱の地震が起きた。大阪府北部が震源地、私が住んでいるところだ。
朝、パソコンの前で仕事をしていると、激しい揺れ。27インチのモニターが、机から落ちそうなくらい移動した。奥さんはピアノを弾くのやめて、とっさにソファの上に乗ったようだ。
ヘーベルハウス、大丈夫か?
激しい揺れは30秒ほど続いた。その間『ヘーベルハウスやから大丈夫。ヘーベルハウスやから、大丈夫やんな?ヘーベルハウス、大丈夫か?』と、ヘーベルハウスでも安心出来ない。それ程の揺れだった。
揺れが収まっても、余震が続いた。小さい揺れでも、予断は許さない。その間、家の中で一番安全なところはないか考えていた。とにかく2階がいいだろう。寝室のベッドの上で横になっていた。
テレビがない我が家の情報源はラジオ。今の揺れが震度6弱であることが分かった。アナウンサーの声は私たちの気持ちを煽るように、被害状況を伝えている。阪神大震災で被災した経験がある私は、その時の恐怖が蘇り、涙がこぼれた。
家の被害は?
約1時間、ベッドの上でじっとしていた。その間、知人や友人から安否を気遣うメールが届く。そろそろ大丈夫?家に被害がないか調べてみた。
幸いにも怪我は無く、ライフラインにも影響はない。家の中も、物が多少動いているが、倒れたり割れたりしたものは無かった。被害といえば、壁紙が数カ所ひび割れていただけ。あれだけの激しい揺れで、被害が壁紙だけで済んだ。流石、ヘーベルハウス! でも、 余った壁紙を使う日が、こんなに早く来るなんて。。
ピアノは大丈夫?
食器棚は元から無いので、食器は全てキッチンの引き出しの中。そして、最も気になるのがピアノ。しかし、阪神大震災でも動かなかった特殊な脚台(スティムフューチャー)を使っているので、ピアノも大丈夫。とりあえず一安心。
ヘーベルハウスの対応
しばらくてヘーベルT(ヘーベルハウス)から電話がかかってきた。地震のあと約1時間半だ。
ヘーベルT:「お二人とも、お怪我はございませんでしたか?」
私:「大丈夫です。お気遣い、ありがとうございます。」
ヘーベルT:「それは、本当に良かったです。建物に何かあればと、思いましてお電話いたしました。」
私達だけでなく、全てのお客様に連絡をしているらしい。ヘーベルTに壁紙のことを話すと、至急対応すると約束してくれた。壁紙だけなら、保険ではなく保証で修理できるようだ。ヘーベルハウスの対応の早さに感謝。
生きていることに感謝
お昼過ぎ、家の外に出てみた。
空はヘリコプターが飛び回っている。阪神大震災の時と同じだ。
地震のあとの青空。
台風のような強い風。
新築直後の大きな地震。
作りかけの外構。
生きていることに感謝。
まだ、揺れている。
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