足場を組むと風景が変わる。ご近所さん、本当に申し訳ない。

朝の6時過ぎ、辺りはまだ暗い。足場を組む前に、完成した基礎を見に行った。土が戻され、庭にあった山が無くなった。「これが、ヘーベルの基礎か。立派だ。」と、何となく声にしてみた。ガッシりしている。感慨深く眺め、今の自分と照らし合わせていた。『この家に見合う自分なのか?自分の地盤はどうだ?』新築ブルーが始まった。

しかし、もう遅い。成るように成る。そう言い聞かせ、写真をパチパチ撮り、帰ることにした。

足場を組むということは

朝食時、奥さんに写真を見せた。「足場が出来たら風景変わるなぁ。ご近所さん、少し暗くなるな。申し訳ないわぁ」それはある「せやな。でも、足場取ったら"小さっ"て、なるんちゃう?」それでも足場を組み、シートを被せた状態がしばらく続く。ご近所さんに圧迫感を与えることは確かだ。更に、工事の音で落ち着かない日々を送ることになるだろう。本当に申し訳ない。

カボスの木を守りたい

足場について、少し不安があった。カボスの木はどうなるのか? 足場予定地ギリギリに立っているカボスの木。事前に邪魔になりそうな枝は切っている。それでも、実際に組むまで分からない。施工責任者(ヘーベル監督)にメールをした。

夕方、「何とか、現状で足場を組みます。どうしても当たるようであれば、切らずに押し退ける方法で対処します。」ヘーベル監督の嬉しい返事に感動した。

ご近所さんが暗くなる。カボスの木を守りたい。その事を考えていると、新築ブルーが消えていた。

 

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