レコードを断捨離。奥の手は目をつむって選別。

9年前、このマンションに引っ越して来るとき、2,000枚あったレコードを300枚まで減らした。断腸の思いだったが、収納する場所が無いので仕方がなかった。

しかし、2000枚を300枚にするのは意外に簡単だった。クラシックとジャズだけを残し、ロックやボックスは全て処分。これで約半分。そして、クラシックは同じ曲を違ったアーティストが演奏しているものが多い。それを数週間かけて聴きまくり、良い方を残した。

ベスト300

ジャズは若い頃"ジャケ買い"したものも結構あった。飾ることもないので、内容がイマイチだった作品は処分する。こうして私のベスト300が完成したのだ。

新居は更に収納スペースがなくなる。今の半分くらいにしないと入らないかも。ベスト300は本当によく聴く。勿論、CDに比べると少ないが、大音量で聴くならレコード。奥さんが買い物に出た隙に聴くことが多い。

「どうしても無理かな?」奥さんに恐る恐る尋ねた。「分からん。多分無理?ベスト100になったら大丈夫ちゃう?」

目をつむって選別

選別に約三週間。昨年末から始まっていたが、なかなか決まらない。奥さんが横から「目をつむって、選んだら。」とアドバイス。

言われた通り、試しに目をつむって50枚選んだ。すると、一番好きなレコードばっかりだった。もしかして?と思い選んだ50枚を戻し、もう一度ベスト300から目をつむって100枚選んだ。

やはり、好きな100枚だ。どれを取っても好きなレコードなので、当たり前と言えば当たり前。奥さんは「あなたのベスト300は正しかった、ということやな。」

ベスト111

次は敗者復活をかけて、思い残したレコードはないか、頭の中でジャケットを思い浮かべる。それが、手放すレコードにあれば、復活させることにした。

結果は9枚。他はベスト100にあった。「111枚。断捨離レコード、凄いやん!」奥さんは予め取っておいた自分のレコード2枚を加え、111枚になったことを喜んだ。「これこそ、OKサインやな!」

奥の手は目をつむって選別。これはいいかも。それにしても、ベスト111。悪くない。

 

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