引っ越し代をケチったしわ寄せ。新築ラッシュと「山は超えました」

日曜の夕方5時、今日の作業は終わっているだろうと、差し入れを持たずに出かけた。しかし、まだ明るいからか、職人さん二人が作業をしている。取り急ぎ、近くの自動販売機で缶コーヒーを3本買った(1本は念のため)。

「遅くまで、ご苦労様です。」と、以前会った職人さん(ガーデンプロ)にコーヒーを渡す。

階段は下地の上にブロックを積み上げ、左官で仕上げている予定。今日は、スロープと側面にコンクリートを打設。ガーデンプロは「ギリギリになって申し訳ございません。引き渡し後も作業が残りますが、階段は何とか、、、」と、状況を伝えてくれた。

引き渡し日は、当初の予定より一週間早い。ヘーベルハウス(ヘーベルT)から完成が早くなると聞いたので、引き渡し日を前倒しにしてもらったのだ。

引っ越し代をケチったしわ寄せ

引っ越しの費用が、一週間で随分違う。繁忙期ということもあり、この差は大きかった。例によって、セコい私たちは安くなるなら、、、と考えた。(過去記事参照)

引っ越しにかかる費用をケチったしわ寄せが、この外構工事に来ている。ヘーベルTが早くなると言ったのは、"順調に進めば"ということだったに違いない。私たちは都合が良い方に言葉を真に受け、無理をさせてしまった。

新築ラッシュ

ガーデンプロは「4日遅れて作業が始まったからです。」と話してくれた。今年に入って、新築ラッシュだそうだ。材料の確保もままならないという。ヘーベルハウスの材料は、自社生産なので問題ないらしい。しかし、外構は下請け会社なので、他の物件も手掛けている。それらの工期が遅れ、こちらにも影響があったようだ。

新築ラッシュといば、ご近所でもどんどん工事が始まっている。消費税の増税や、東京オリンピックが影響していると聞いた。

昨年中に家を建てなかったら、私たちには不可能だった。

山は超えました

「階段さえ出来れば、あとはゆっくりでもいいです。急がせて申し訳ございません。」とガーデンプロに頭を下げた。「いえいえ、手を抜くわけではないですが、階段は間もなく出来ます。山は超えました。」と、階段のカーブを指差した。

確かに、難しいそうな作業だ。

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